GODOX製品から何を選ぶか① | Shinbei Photography

Shinbei Photography

写真をこよなく愛する新米爺っこであります。

前回は、照明材をGODOXというメーカーに決めた理由をお話ししました。

今回はストロボ撮影をするにあたり、最初にそろえた機材についてです。

 

私のほとんどの撮影は、常に妻とセットで撮影します。ですので機材も2セットそろえなければなりません。妻は相当の機械音痴で、色々な知識をいっぺんに教えると頭がパンクするタイプです(^^;

その為、妻の使う機材はシャッターを押すことに専念できる大光量のストロボという事で選んだのが、AD360Ⅱ-C WITSTROです。

 

 

名前の表記の通り360Wのストロボです。

ガタイがでかく、電源は外部バッテリー(PB960)から供給するタイプです。

GODOXの中では結構いいお値段のストロボです。しかし、運よくヤフオクで新品が半額で出ていたので速攻で落としました。

このストロボのすごいところは、通常発光からハイスピードシンクロに切り替わっても、光量が大きく減光しないことです。

 

ここで、ハイスピードシンクロって何ぞやって疑問に思った方がいると思うので、チョー簡単に説明します。ストロボ撮影において、各メーカーのカメラにはもともとシンクロスピード(同調速度)というのが設定されています。

シャッタースピードがそのシンクロスピードを超えて撮影すると、幕切れといって、写真の上下に黒い帯が現れるようになります。これを回避するには、ストロボが持っているハイスピードシンクロという機能をつかいます。

 

すごく便利な機能なんですが、欠点もあります。これを使いすぎると電池が見る間に減っていくこと、ストロボにむっちゃ負担がでかく寿命を縮めることがあげられます。そして、ハイスピードシンクロに切り替わると、光量が2段分ほど減光します。減光するという事は、光量を上げなければならないという事ですね。

 

AD360の話にもどります。

また後日に書きますが、AD200proというストロボですが、こいつはハイスピードシンクロに切り替わると、きっちり1.5段分減光します。ところがAD360は0.7段分しか減光しないんです。0.7段といえばほとんど誤差の世界です。わかりやすく言えば、気になるっていえば気になる、気にならないっていえば気にならない、というレベルでしょうかね(笑。

単なるW数だけの問題じゃなく、AD200とは根本的にハイスピードシンクロのシステムが違うんでしょうね。

 

AD360はこんな優れたストロボなんで、妻も最初のころはバンバンハイスピードシンクロを使いまくってました。しかし最近は、ハイスピードシンクロを回避するいくつかの方法もマスターしたみたいで、大事にAD360を使っているみたいです。

 

 

 

【使用撮影機材】