地球温暖化にともない、近年ニュースなどでよく見聞きするようになった熱中症。
熱中症は、夏の強い日射しの下で激しい運動や作業をする時だけでなく、身体が暑さに慣れていない、この時期にも起こります。いつでもどこでもだれでも条件次第で熱中症にかかる危険性がありますが、熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。体が暑さに慣れていないのに気温が急上昇するときは特に危険です。無理せず、徐々に体を慣らすようにしましょう。また、屋外だけでなく、高温多湿の室内でも発症します。症状が深刻なときは命に関わることもあります。熱中症を知り、自分でできる熱中症対策を心がけましょう。

熱中症を予防するためには、暑さに負けない体作りが大切です。気温が上がり始めるこの時期から、日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。

暑さは日々の生活の中の工夫や心がけでやわらげることができます。適度な空調で室内の温度を快適に保ったり、衣服を工夫することで、熱中症の危険を避けやすくなります。また、日よけをして直射日光を避けましょう。自分のいる環境の熱中症危険度を常に気にする習慣をつけることも重要です。

炎天下でのスポーツや、空調設備の整っていない環境での作業時などでは、熱中症の危険からしっかりと身を守るアクションをとることが必要です。適度な水分と塩分の補給をおこない、こまめに休憩をとるようにしましょう。

「気温と湿度を」いつも気にしよう