凝縮!!花のある風景(18)ほんのり淡いピンクに霞む「あんずの里」 | 信濃路てんこ盛り

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「日本一のあんずの里」として名高い、千曲市の森・倉科地区。

 

 

「一目10万本!」と謳われ、春がぎゅ~っと凝縮されていた「あんずの里」を訪ねてきました。

 

 

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ここ数年6~7月に「あんずの実」を買う為、当地を訪れていますが、花のシーズンは実に40年ぶりです。

 

今年は全般的に花の見頃が早いので、「あんずの里」訪問も早めの4月2日の週を予定していましたが…

 

3月26日に開花状況を調べたところ、何と既に見頃!記録を取り始めてから、一番早い開花だったようです。

 

で、あわてて知人をお誘いし、3月31日に行ってきました。

 

「あんずの里」の中でも、少し高台にあって眺めがよい「窪山展望公園」の駐車場(協力費500円)に14時到着。

 

早速、車を降りて全体を見渡しましたが…何だか物足りない。

 

こんなに淡いピンクだったかな?40年前のイメージでは、もっとピンク色が濃かった気がしたのです。

 

それでも見事である事に違いはありません。

 

「窪山展望公園」すぐそばにある「上平展望台」付近から、勝手に名付けた「あんずロード」を下っていきました。

 

 

これぞ、春爛漫。辺り一面「あんずの花」が咲き乱れています。

 

 

しかし、花を付けている木々の多くは、幹が太い老木です。

 

 

このピンクはきれいですね。匂いはあまりしませんでした。

 

 

畑によっては防寒対策なのか、木の根元に藁が敷かれています。

 

 

霞んでいてよく見えませんが、前方中央には冠雪の「高妻山」がそびえています。

 

 

どこまでもずっと続いていそうな「あんずの里」の景色です。

 

 

レンギョウも、あんずに誘われるかのように、鮮やかに咲いていました。

 

 

「上平展望台」からの「あんずロード」を下ってきました。さすがにこの辺りでは、花が少し散り始めています。

 

この日は3月末とは思えない程の暑さで、知人は少々グロッキーです。

 

ここから今歩いてきた道を再び上って、駐車場まで戻るのは無理があると判断したので…

 

「あんずの里観光会館」で休憩してもらい、その間に私が車を取りに行く事にしました。

 

 

「観光会館」へ行く途中にあったのが「あんずの実」が描かれたマンホール。やっぱりここは「あんずの里」です!

 

そのマンホールには「更埴市」の文字も。合併前のこの地は「更埴市」でした。

 

 

14時50分「観光会館」へと到着。毎年「あんずの実」を買いに来ている「あんずショップ」はこの隣にあります。

 

 

知人と別れ、駐車場に…まっすぐ戻らないで、「あんずの里スケッチパーク」を経由する事に。

 

その途中にあった「あんずの幹」には藁が巻かれていました。本当に大切に育てられているようです。

 

 

15時過ぎ「スケッチパーク」へ。この付近の「あんずの花」は全体的にピンクが濃い感じがします。

 

ここは昔ながらの「あんずの里」の風景が再現されており、上皇上皇后両陛下が初めての個人旅行で訪れた場所のようです。

 

 

そして、車を停めた「窪山展望公園」に戻ってきました。

 

 

その後、車で「観光会館」に向かい、知人と合流し、帰路に。

 

「あんずの花」の狂い咲きに酔いしれ、素晴らしい「春の宴」を楽しんだ1時間半でした。

 

次回は、収穫された「あんずの実」を買う為、また6月頃に当地を訪れるつもりです。