忙しい日々はやがて土砂となり
そこに憧れは埋没して
気付いた時には もうすでに手遅れで
息もできぬまま数年が経ってた
心が腐らないように冷凍する必要があった
うざい客の怒鳴り声も遠く響く
その分ビールの本数も増えたけれど
くだらねえと唾を吐く心の声に
一番くだらないのは僕だと青ざめる
昔描いてた将来や夢は最低賃金で売り払った
こっから歩む一歩の価値もたかが知れてる
どうせ底値なら心躍る方へ
せめて望む方へ
言いたい事言わぬ癖に分かってほしいだなんて
無視されて当たり前
お前が居なくたって回ってく世界
言えない事を言わなかった事にする為
やれない事をやれなかった事にする為
本当は飛び出したい癖に
僕なんかじゃ無理だって
「そんなことはないよ」だって
誰も言ってくれるわけねぇ！！
2018/2/8