凪良ゆう「汝、星のごとく」読みましたか  | 親愛なる人に-読書の薦め

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汝、星のごとく

凪良 ゆう「汝、星のごとく 」

☆☆☆+
2022年8月2日 第1刷発行 講談社 344p 初出 小説現代 2022年5月・6月合併号(前編)、小説現代 2022年7月号(後編)
 単行本化にあたり 全編を加筆修正

○凪良ゆう「汝、星のごとく」読みましたか 
瀬戸内の島に住む櫂は17歳の高校生。櫂の母親は男にだらしなく、入れ込んでは振られているを繰り返しています。櫂はどこにもぶつけられない気持ちを、ネットで知り合った友達と漫画を書くことで消化していました。

暁海も高校生の17歳。暁海の父は、ある女性のところに行ったきり帰ってきません。母はその現実を受け止めがたく、父が帰ってくるものとして、鬱々として過ごして情緒不安定。暁海は自分の将来に不安を感じています。

そんな二人は、ふとしたことがきっかけで、付き合うようになりました。。。

ということで、凪良ゆう「汝、星のごとく」読みました読みました。

 

この作品、全く先が読めず、不安な気持ちで読み進めることになりました。まさに、二人の運命は、著者の筆一つにゆだねられている、という感じ、というか、そんなこと、他の小説ではあまり感じたことはないのですが。

 

といっても、展開は作者の筆に握られているというのはどの小説でも同じですねよ。

 

本作は、2023年本屋大賞です。92923

 

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汝、星のごとく [ 凪良 ゆう ]