辻村深月「傲慢と善良」読みました  | 親愛なる人に-読書の薦め

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傲慢と善良

☆☆☆☆
2019年3月 朝日新聞出版 初出 週刊朝日2017年3月3月号~2018年2月16日号
 

○辻村深月「傲慢と善良」読みました 
架は40歳少し前。別れた彼女のことを引きずっていたのですが、婚活で、30歳半ばの真実と出会いました。

二人は2年ほど付き合っていたのですが、真実は、上京する前の群馬で振った相手から、ストーカーされていると打ち明けます。そのときから、真実は架と一緒に住むことになりました。結婚式場も予約して順調です。

しかし、そんななか、真実が突然、姿を消します。架はストーカーに狙われたのではないかと思い 警察に相談しに行きますが 、ストーカーの名前を真実から聞いていなかったため、捜査はしてもらえませんでした。架は、真実の両親が住む群馬へ、向かいました。。。

ということで、辻村深月「傲慢と善良」読みました。結婚という、人生の一大イベントの前で、右往左往する男女の話です。

 

昨今の 婚活事情が詳しく描かれています。結婚に伴う、いろいろな感情が、いろいろな角度から語られています。

 

情報が溢れている現在です。万人が読んでも面白いと思いますが、特に、結婚が語られている一冊なので、特に若い人、その親世代にお薦めだと思いました。

 

 

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