☆☆☆+
2018年9月 新潮社 198p 書き下ろし
〇知念実希人「ひとつむぎの手」読みました
平良祐介(たいらゆうすけ)は、純正医大心臓外科科学講座の医局員として10年弱、激務をこなしてきました。自分のキャリアを上げるため、そろそろ、症例が多い富士第一病院の出向を望んでいるのですが、明石教授の甥っ子も、その出向を希望しているようです。
ある日、赤石教授に、祐介は呼び出されます。研修医3名のうち、二名を、心臓外科の医局員に入れることができれば、富士第一病院の出向を検討すると、赤石教授に言われました。
結局、3人の研修医の面倒を見ることになった祐介ですが、空回り。なかなか、研修医にいいところを見せらません。
そんななか、赤石教授が研究不正をしたとの告白状が、大学に届くのでした。。。
ということで、知念実希人「ひとつむぎの手」読みました。殺人が起きたりするのではないかと、ドキドキしながら読みましたが、正統派の医者のドラマでした。
はたから見れば、まったくわからない、大学病院の仕組みが少し理解できた気がしました。それにしても、心臓外科医は大変!61619
追記
2019年本屋大賞第8位の作品です
(ち)知念実希人はこちらです・・・
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書評:現代小説? はこちらです・・・
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