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238p 2017年6月 新潮社
○万城目学「パーマネント神喜劇」読みました.
神社の縁結びが専門の神様が主人公の連作短編です.久々の万城目学,面白かったです.どれも,少し笑えて,それでいてほろりとさせられる,喜劇になっています.以下,覚え書きです21017
「はじめの一歩」 yomyom vol. 17 (2010年9月)
同期入社の肇とみさき,つきあって5年になります.でも,最近,みさきは肇の「まず,はじめに」という口癖が気になってなりません.そういって,結局,いろいろやらないからです...
「当たり屋」 yomyom vol. 41(2016年8月)
当たり屋をやっているちんけな男は,彼女にも見限られる始末.そんなとき,神様の裁量で,何回かの運が彼に訪れるのでしたが...
「トシ&シュン」 別冊文藝春秋 2014年4月号 文春文庫「時の罠」所収
俊は小説家を目指していますが,落選続き.もう小説を書くのをあきらめました.そんなとき彼女の瞬は,今までと違うものを書いたらとアドバイスを受けます.一方,瞬は女優を目指しているのですがこちらも上手くいきません.俊からアドバイスを受けます...芥川龍之介「杜子春」のオマージュのような作品でいた.
「パーマネント神喜劇」 yomyom vol 42,43 (2016年11月,2017年2月)
美琴の街では秋に大きな地震が起こり,春になっても群発地震が続いています.美琴の神社への願いといえば,「地震がなくなること」.それら地震は,大神様が,1000年に一度の天変地異を起こそうとしている兆しでした...
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