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1999年9月　文藝春秋　471p

○ジェフリー・ディーヴァー　池田真紀子訳「ボーン・コレクター　THE BONE COLLECTOR」読みました。

リンカーン・ライムは、現場にいち早く駆けつけて科学捜査を行う、元ニューヨーク市警の犯罪捜査官でした。しかし、数年前の事故により、首から下は麻痺の寝たきりとなりました。ライムは安楽死を望むようになりました。

そんななか、むごたらしい事件が起こりました。ライムのもとに、犯罪捜査を手伝ってくれるよう、元の同僚から依頼がありました。

ライムは、ベッドに寝たまま、犯罪現場に指示を出します。偶然にもその指示を受けて、現場で証拠物件等を取り扱うようになったのは、現場パトロールの美人警察官アメリア・サックスでした。

事件はやがて連続的に起こるようになります。時間との戦い。ライムは、ベッドに寝たまま現場証拠だけで、推理を巡らすのです。。。

ということで、ジェフリー・ディーヴァー　池田真紀子訳「ボーン・コレクター　THE BONE COLLECTOR」読みました。ロードサイド・クロスが面白かったため、その元となるシリーズを読んでみたいと思い、この本を手に取りました。やはり面白かったです。

ベッドからのライムの推理が当たる当たる！ライムの能力の高さが存分に発揮されています。科学捜査についての最新（といっても出たのは1997年）知識を得ることができます。

また、犯人はなかなかつかまらず、どんでん返しに次ぐどんでん返しでした。でも、犯罪シーンの描写生々しく、まあ、感動したというよりは面白かったという感じですね。ジェフリー・ディーヴァーの他の本も挑戦してみたいと思います。

映画もありました。。。

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