司馬遼太郎「坂の上の雲」第三部 読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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☆☆☆☆
文藝春秋  文庫版だと、3巻 砲火 から 4巻 沙河 まで 


司馬遼太郎「坂の上の雲」第一部 の感想 はこちらです

司馬遼太郎「坂の上の雲」第二部 の感想  はこちらです


司馬遼太郎「坂の上の雲」第三部 読みました

日本はいろいろな意味で追い詰められ、いよいよロシアと戦争を始めることになりました。日本が国交断絶をしたのは、明治37年2月6日です。これによって、戦争が始まりました。。。


ロシアは、日本はまだ準備ができていない、ということで開戦したということに信じられずにいました。


逆に日本は、時期が遅くなればなるほど不利になると考えていました。


ということで、司馬遼太郎「坂の上の雲」第三部 読みました。いよいよ日露戦争が、始まりました、描かれているのは開戦初期の、海軍の旅順沖での戦い、陸軍の遼陽、沙河での戦いです。日本は準備万全ではありません、そのなかで、作戦を実行するために戦います。


はっきり言ってどれも綱渡りの戦いということがよくわかります。それぞれ、勝ったとはいえないような戦いもあります。当時世界は武力が支配する帝国主義、ある意味弱肉強食の時代です。明治時代の人たちは日本という国が滅びてしまうのではないかという気持ちだけで戦ったようです。


たくさんの人たちが文章のたった一行で死んでいくのは、やりきれません。。。


ここまで、ちょうど半分です。あと、半分戦争の描写が続くのでしょうか、面白いけど、疲れそうですY059



追記

NHKのスペシャルドラマ 坂の上の雲第2部が、いよいよ2010年12月5日から4週に渡って放送されています。坂の上の雲の中盤以降、本では戦争シーンばかりですが、ドラマではどのように描かれるのでしょうか???



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