星新一「きまぐれロボット」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

きまぐれロボット(Amazon)

1999年6月 理論社
☆☆☆


星新一「きまぐれロボット」読みました。


いわずと知れた、星新一のショートショートです。31話入っていて、すべて挿絵付き、どれもすぐにあっという間に、完結です。


以前も読んだことがありますが、今読むと、あっさりしているのな、と思います。どぎつくない。現在の小説が刺激的なものが多い中、このあっさり加減はすごいです。また、古びていないことが驚きです。


没後10年以上経っていますが、いまだ読み継がれているのは、星新一の狙い通りだったのでしょうね。寝る前の子供に読み聞かせ本としてもワクワクして楽しいです。6279


久しぶりに読んで印象に残ったものの覚え書きです。


「新発明のマクラ」
寝ている間に何でも覚えることができるマクラが発明された。。。


「災難」
男が飼っているネズミは危険を察知します。ある時、ネズミがそわそわしだしました。。。


「夢のお告げ」
男がキャンプに出かけると、夢枕に武士が現れ、宝箱を大事そうに抱えていました。。。


「キツツキ計画」
ある悪人たちが、キツツキを沢山飼って、ある犯罪に使おうとしました。


「ネコ」
ある時訪ねて来た宇宙人が、ネコが地球を支配していると思い、ネコとテレパシーで交信します。果たして、地球の運命は。。。



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