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映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤 THE GOLDEN COMPASS 」見ました。
物語は、もう一つのパラレルワールド。そこに住む人たちは魂がダイモンと呼ばれる動物の形をしていて、いつも人々の横にいます。子どもの頃は、ダイモンはいろんな動物に変わるのですが、大人になるにつれて、ダイモンは固定していきます。
また、人々はダストというチリのようなもので、構成されています。また、北方には魔女が、またスバールバルのクマ王国には、ダストを持たないよろいクマがいます。
さて、物語の主人公の少女ライラは、アスリエル卿から、真理計(アレシオメーター)を渡されました。これはライラにしか使えません。これを使うと過去のこととか未来のことを知ることができます。
あるとき、ライラの友達ロジャーがさらわれました。さらわれた子どもたちは、ダストと無理矢理、離されるという噂がありました。
ライラはロジャーを捜しに、仲間とともに冒険の旅に出発するのでした。。。
ということで、ライラの冒険 黄金の羅針盤 を封切り日に見てきました(昨日は映画が安かったためですが)。面白かったです!主人公のライラは一筋縄でいく性格ではなく、嘘がうまいというか、機転が効くというか、ここまで言う!というところもありました。
またこの物語の中で、ライラがいろんな人たちに助けられ仲間がだんだんと増えてくるのが楽しいです。わたしの一番のお気に入りの仲間は、クマのイオレク・バーニソンです。優しくて強いからです。
ライラ役は、オーディションで選ばれた新人、ダコタ・ブルー・リチャーズです。表情がころころ変わる魅力的な少女です。それ以外には、敵役のコールター夫人にニコール・キッドマン。アスニエル卿役のダニエル・クレイグと魔女セラフィナ役のエヴァ・グリーンの二人はどこかで見たな、と思ったら、ふたりとも「007 カジノロワイヤル」 に出演していたのでした・・・
あっというまの2時間でした。次にどうなるかなという、いいところで終わってました。三部作のようです。早くも続編が楽しみです。大人だけでなくファミリーで楽しめる映画です。春休みの映画候補としてお薦めです・・・
追記
原作はフリップ・プルマンによって、95年に発表され、カーネギー賞とガーディアン児童文学賞をダブル受賞したそうです。新潮文庫から原作が出ています。読もうかな・・・
フィリップ プルマン, Philip Pullman, 大久保 寛
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アマゾンの「ライラの冒険」