映画「アース earth」見ました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

☆☆☆

映画「アース earth」 見ました。


生き物たちの姿を北極から南極まで追っていきます。普通では見られない大自然の景色も目にすることができます。渡辺謙がコンダクター(ナレーター)です。


ドキュメンタリー映画ですので、全体を通じた主人公がいるわけでありません。強いていえば出てくる生き物や自然、すべてが主人公といえるでしょうね。


シロクマ、ゾウ、アムールヒョウ、いろいろな動物が出てきますが、一番印象的だった生き物は、パプアニューギニアの極楽鳥たち(たとえばカタカケフウチョウ)のダンスです。きれいで圧巻でした。


また、標高差1000mで世界一の滝、エンジェルフォール(ベネゼエラ))にもびっくりしました。撮影は空撮が多かったとか。


パンフレットには「アムールヒョウは森が減りイノシシ、鹿が減ったことに気付いても、仲間が40頭ほどしかいないことを彼らは知らない」とか、「10年先に撮ったらこの映像は撮れなかった」とか書いてあります。


人類活動による大気の変動による地球温暖化によって、自然が今大きく変わろうとしています。それの影響を受けるのはヒトだけではありません。あらゆる生き物が影響を受けるのです。毎年毎年、お正月、バレンタイン、お祭り等は来るかも知れませんが、生き物が生きている環境が破壊されては、文化的行事をやっている余裕がなくなるかも知れません。いますぐ持続可能なエコな生き方に転換しなくては、でも今の生活を捨てたくないジレンマがあります。少しずつしか前に進めないのですがそれで間に合うのでしょうか・・・


この映画、時代を担う子供たちは500円で見られます。大人として何を今すぐ行うべきか、この美しい映像を見ながら考えてしまいました。


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追記1
同じスタッフのドキュメンタリー映画ディープ・ブルー


追記2

地球温暖化について、アル・ゴア「不都合な真実 AN INCONVENIENT TRUTH」読みました。こちらにレビューあります。