さて、今日から三日間は夏休み特集ということで、雑誌やホームページに掲載された本の書評を紹介したいと思います。
第1弾はアソシエの書評です。アソシエAssocieは、毎月第1,第3火曜日に発売される、日経ビジネスの弟雑誌です。 今回は8月21日号の紹介です
今回本を紹介するのは、経営共創基盤CEOの冨山和彦氏。氏は産業再生機構を成功させたカリスマ経営者とのこと。夏休みこそマクロな視点に立てる本を読んだ方がよいと薦めます。また、リーダーと言うのはすべての責任を背負わなければならず、人を批判するだけではなく自分が同じ立場ならどうすればよいかということを常に考えるという癖をつける必要があり夏休みはそのチャンスとして重要だということのようです。リーダーになりたい人もなりたくないヒトも、カリスマ経営者は、どんな本を紹介したか気になりませんか???
カエサル「ガリア戦記」
ローマ帝国を築いたカエサル本人が書いた書。自分のことを「カエサル」と三人称で呼んでいるところが、彼は自分自身を客観視できたと分析します。カエサルは戦後統治をも考えながら戦争をしたそうです。淡々として書かれているそうです。
マキアヴェッリ「君主論」
君主論に書かれている、人間性の現実や本質を知ろうとする洞察的態度は、マネジメントやリーダーシップには欠かせないそうです。
内村鑑三「後世への最大の遺物・デンマルク国の話」
マキアヴェッリ的人間論とは対をなす、純粋な内容の本。
池田昌子「14歳からの哲学」
平易な文体で哲学を語った本。著者の意見に賛成でも反対でもこういうことを考えると頭が回りだすとのこと。
冨山和彦「指一本の執念が勝負を決める」
若いころにはどんどん真剣勝負をしてほしいという願いを込めて、冨山氏自らが書いたとのことです。
残念ながらどれも未読ですがどれも面白そうに思いました。この中の一冊くらい読もうかな?
追記
今号の特集記事は「打ち合わせの名人になる」「原田隆史のリーダー塾」です。打ち合わせは準備が大切ということ。原田隆史氏は公立中学で7年間で13回、日本一に導く指導をしたそうで、現在はビジネスパーソンの指導?に当たっています。
- カエサル, 近山 金次
- ガリア戦記 (岩波文庫)
- マキアヴェリ, 佐々木 毅
- 君主論 (講談社学術文庫)
- 内村 鑑三
- 後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)
- 池田 晶子
- 14歳からの哲学―考えるための教科書
- 冨山 和彦
- 指一本の執念が勝負を決める
夏休み特集第2弾は14日・・・ 予定です。。。
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