アーサーが教える体のふしぎ16号の内容は,生命の要素、呼吸器、口、鼻、のど、肺、など | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

16号表紙

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2007年6月13日号

15号の記事についてはこちらです 。

15号の付録についてはこちらです。


16号の内容は、生命の要素、呼吸器、口、鼻、のど、肺、息を吸って…息をはくです。


生命の要素:162-163P
生物はエネルギーのもとになるもの酸素という重要な要素によって生きています。植物が日光を利用してエネルギーを得ることを光合成といいます。植物は光エネルギーを使って二酸化炭素と水から酸素を作ります。鯨やいるかなどのほ乳類は、頭のてっぺんにある噴気孔(鼻孔)を通して呼吸します。地球上の大気は地面から80kmの高さまで。魚は血液で満たされた羽のような形をしたえらでを通して酸素が吸収されます。昆虫のおなかの側面に並んでいる穴は呼吸するための気門です。池にすむアメーバのような微生物にも酸素が必要です。


呼吸器:164-165P
外界から酸素を取り入れるための器官を呼吸器といいます。呼吸器は鼻の鼻孔喉頭気管気管支、と運ばれ、肺に空気を運び入れます。頭蓋骨の基底部とあごの上部にある部屋が鼻腔です。鼻腔は中央の軟骨の壁で分かれています。鼻の形は軟骨からできています。呼吸器の壁は湿った粘液で覆われており、息を吐くたびに粘液の水分が蒸発します。酸素吸入器人工呼吸器は機械的に空気を肺に出し入れできます。胸の中の肩から横隔膜(154pに絵あり)までを胸腔(きょうくう)と呼び、それより下を腹部(腹腔)と呼びます。やわらかい肺は、胸にある骨のかご(胸郭)で囲まれており、かごの柵の部分は肋骨で、胸の前で肋骨を支えているのが胸骨です。肺ってやわらかいんですね。


口、鼻、のど:166-167P
はフィルターの役目をし、鼻の内側の壁(鼻腔)には細かい繊毛があり空気を暖かく湿らせてから呼吸器に空気を送ることができ、またにおいもキャッチできます。だから口からより鼻から息をした方が安全です。鼻腔の奥と耳の中耳(鼓膜の奥の小部屋)は耳管(じかん)という細い通路でつながって空気がとおり、中耳と外の気圧が同じようになっています。鼻腔の内側の壁はやわらかくスポンジのようになっていて血管も沢山あり、ちょっと鼻をぶつけたりするだけで鼻血がでます。喉頭蓋(こうとうがい)は、のどが気管と食道に分かれるところにある、ややかたい弁のような構造をした器官で、食べ物が通るときは閉じられます。のど仏(甲状軟骨)は、喉頭の一部で、喉頭には声のもと作る声帯があります。ヒトの気管には周囲にある内臓につぶされないように、C型の輪になった軟骨があります。


肺:168-169P
ピンクがかった灰色の大きめのスポンジのようなの間には、心臓、気管、食道があります。のどから肺に向かった気管は、肺の中に入る前に気管支という2本の気道に分かれ、肺の中にはいるとさらに枝分かれし細気管支と呼ばれる細い管となり、約16回ほど枝分かれすると細気管支は目に見えないほど小さくなりこの先端にあるのが肺胞です。肺胞の周りにはとても細い血管がとりまいており、吸い込んだ空気の中の酸素は肺胞の薄い壁を通して血管内に入ります。右肺には、上葉中葉下葉と三つのブロックに分かれていますが、左肺には上葉下葉の2つしかありません。右肺と左肺って左右対称ではないわけですね。

さゆうう

息を吸って…息をはく:170-171P
呼吸によって吸い込む空気を吸気、吐き出す息を呼気といいます。肋骨の間にある肋間筋が収縮すると肺の内側が広がります。また、このとき横隔膜は収縮し通常のドーム型より平らになります。空気をはき出すときはこの逆です。呼吸に問題のある人は寝転がると胃やその他の内臓が横隔膜を押して呼吸がしににくくなります。しゃっくりは横隔膜がけいれんして、思わず息を吸い込んだとき声帯を閉じ勢いよく空気が通り音がします。大きく息を吸ったとき、大人の男性で6リットル、女性で4.5リットル肺に空気が入りますが、静かな呼吸で吸ったり吐いたりするのはわずか0.5リットルです。深呼吸でもしてみたくなりました。


16号の付録は明日14日予定しています。


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