こんにちは😊

 

 

中小企業診断士の一次試験

今年は8月第一週目の土日

 

 

あと1ヶ月半です

 

 

去年は惨敗でしたが

今年はどうでしょうかね😊

 

 

 

 

 

さて、今日は7科目のうちの「経済学」の話

以前、こんな投稿もしました😅

 

 

経済学は実は大変面白い学問で

学ぶと世の中の見方が少し変わります

 

 

その中でも自由貿易に関する古典的学説

 

デヴィッド・リカードの

『比較優位論』

 

 

(デヴィッド・リカードさん  Wikipediaより)

 

 

比較優位論ってなんぞや、なんですが

 

これは(自由)貿易に関する説であること

自由貿易にすればそれぞれの国が確実に潤う!というもの

(自由貿易の反対は保護貿易ですね)

 

 

 

リカードさんはこれを

弁護士と秘書に例えて説明

 

弁護士は

法律相談10、タイピング8の力がある

 

それに対して秘書は

法律相談1、タイピング5の力

 

弁護士が両方と勝り「絶対優位」です

 

 

では

弁護士が全ての仕事をすれば良いかというと

そうではなくて

弁護士は法律相談に専念し

秘書はタイピングに専念する

 

そうすれば効用(利益)が最大化します

 

絶対優位ではなくて

秘書は自分の中で相対的に有利な

タイピングに力を注ぐ

そうするとお互いの利益(弁護士事務所の利益)は

最大化するという理論です

 

 

当たり前じゃん、と思います?

 

 

これを貿易に置き換えると

 

 

国の間に競争力(国力)の差があっても

それぞれが相対的に優位な仕事にシフトすれば

貿易という手段を使うことによって

お互いの国の利益が最大化します

 

 

 

例えば(例えが多いですね😅)

A国は発展途上国

工業はダメだけど農業ならなんとかなる

 

 

相手側の日本は

農業の生産性も良いが

工業の生産性は圧倒的に高いですね

 

 

 

では貿易が成り立たないかというと

そうではありませんね

きちんと成り立っている

 

 

日本は農業製品をA国から輸入し

工業製品をA国に輸出する

そういう貿易が成り立っている

 

そして日本は工業にシフトし

A国は農業にシフトする

そういう仕組みです

 

 

 

現実問題では

国内産業の保護などの政治的な意図で

保護貿易が採られることがありますので

難しいところです

 

 

 

 

 

この学説

もっと小さいところ

ビジネスにも応用できます

 

 

特に開業当初

ビジネス講座に参加すると

「自分の強み」や「USP」を見つけろ

というレクチャーを受けます

ちなみにUSPはユニークセリングポイント=強みです

 

 

 

自分の強み

それは他者に負けないポイントならいいのですが

開業当初は難しいですね

 

 

なら

自分の中の比較優位

マイベストで勝負する

 

競合他社との競争ではなく

共存を考える

(他人関係なし!)

 

 

誰にも負けない!って力んじゃうと

絶対的優位を探して無理〜ってなりますが

 

比較優位に専念すれば良い

そう考えればいいと思います!

 

 

これは私の個人的な感想ですが

これから始める自分のビジネスで

試したいと思います💪

 

 

ということで

経済学、結構面白いです!