【ネタバレ】
◎「ベルサイユのばら」
「激しく、美しく、生きた――」
「気高く、ひたすらに、愛した――」
2025年1月31日(金)公開、監督は吉村愛、脚本は金春智子、原作は池田理代子、113分。
総合評価点は、上中下で中くらい。
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(cv沢城みゆき)、マリー・アントワネット(cv平野綾)、アンドレ・グランディエ(cv豊永利行)、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン(cv加藤和樹)のほか、アラン・ド・ソワソン(cv武内駿輔)、フローリアン・ド・ジェローデル(cv江口拓也)、ベルナール・シャトレ(cv入野自由)、ルイ16世(cv落合福嗣)、ジャルジェ将軍(cv銀河万丈)、マロン・グラッセ・モンブラン(cv田中真弓)、ノアイユ夫人(cv平野文)、ルイ15世(cv大塚芳忠)、ロザリー(cv早見沙織)、ダグー大佐(cv山野井仁)、ブイエ将軍(cv大塚明夫)、ジャルジェ夫人(cv島本須美)、ロベスピエール(cv小野賢章)、ルイ・ジョゼフ(cv徳井青空)、マリー・テレーズ(cv田中美海)、ラサール(cv田丸篤志)、ジャン(cv山下大輝)、フランソワ(cv鈴木裕斗)、ピエール(cv寺島惇太)、ド・ゲメネ(cv高木渉)、ド・ローネー(cv近藤浩徳)、ナレーションの黒木瞳など。


2回見ましたが、やはり客の多くが女性でした。7-8割か、それ以上。
○TVシリーズの「ベルサイユのばら」(1979年10月から80年9月TV放送、全40話。原作漫画は1972年から73年に連載。)がdアニメストアで配信されていて、いろいろと丁寧に描かれています。
本作は総集編っぽく見え、TVシリーズや原作などでもう少し詳しいところを知らない人が感動するのだろうかとは思いました。
要点は上手く描かれているので、大丈夫なのかな。
むしろ、物語を知っているから総集編っぽく感じるのであって、あまり知らなければそうは感じないのかも知れません。
最大の見せ場である、オスカルが指揮する方のフランス軍が市民側になってフランス軍と戦うところは十分時間をとって描かれていましたし。
感動ポイントはいくつかありましたし、私も涙ぐむシーンがいくつかありましたし。
・フランス革命が本格化する少し前、オスカルがアントワネットに「A dieu(アデュー)」と言うシーン、TVシリーズでは永遠の別れの時に使う言葉だという旨の説明があったと記憶していますが、さすがに映画では何の説明も無し。このシーンは言葉の意味が分かっていないと良さが半減ですが、仕方ないでしょう。
・少女漫画のお約束なのか、画面の周りが花で満たされたりが何回か、驚いたときに目が大きく丸く真っ白になるのが数回(アントワネット、ルイ16世、あと1人くらいはいたような)。特に後者についてはほとんどギャグなので、原作が少女漫画で少女漫画のお約束という認識がなければ、シリアス系に入ってくる場違いなギャグと認識しかねません(笑)。
・15曲だったか、歌が流れ、ミュージカルっぽい歌もありますがポップス系の歌が多いので、あまりミュージカルっぽくはなくて、ミュージカルが苦手な私でもほとんど気になりませんでした。キャラの心情を表すための歌詞と映像で、パンフでは、歌なしで映像とセリフで表すと時間をとる、歌にしたので映画も2時間以内に収まった旨が書いてありました。
ただ、そうであれば尚更、もう少し歌詞が聞こえやすいようにメロディーよりも歌声を大きめにしてしてくれればとは思いましたし、英語の歌詞をネイティブっぽく歌わずに日本人っぽく歌ってくれればとは思いました(英語でなにを言っているのかが聞き取れませんでした)。
・なお、私はオスカルと違って、草むらに名も知れず咲いている花ですし、ただ風を受けながらそよいでいたいですし、ばらのさだめにも生まれていないですし生まれたくもないですし。(TVシリーズの主題歌「薔薇は美しく散る」参照)
○公式HPから。
「かつて薔薇たちに憧れたあなたへ贈る――あの胸の高鳴りが今、甦る。
原作 池田理代子『ベルばら』、劇場アニメで再び。
革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』。
1972年より「週刊マーガレット」(集英社)にて連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破。
不自由な時代の中で、身分や性別を乗り越え自身の手で人生を選びとり、フランス革命へと飛び込んでいく美しいオスカルの生き様は、少女たちの共感、そして憧れを一身に集めた。
連載中から読者の熱狂的な支持を集めた本作は、その後、宝塚歌劇団による舞台化やTVアニメ化もされ、日本中で社会現象となった。
――そして2025年1月31日より、ついに完全新作での劇場アニメが上映となる。
1972年の連載開始から50年以上の時を経てなお、全く色あせない『ベルサイユのばら』の世界。そしてオスカル達の生き様。
その物語が、今新たな劇場版となって幕を開ける――」
「将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。
隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー・アントワネット。
オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレ・グランディエ。
容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。
彼らは栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きる。
これは、フランス革命という激動の時代の中で、それぞれの人生を懸命に生き抜いた「愛と運命の物語」」
【shin】