《まとめ》不動産投資の勧誘を受けた話まとめ
《PREV》不動産投資の勧誘を受けてみた話14 ㈱Pへの問い合わせ
㈱Pからの連絡がないまま数日がたった。
最初は保証協会や自治体の担当部署への通報も考えていたが、時間が立つに連れてどうでも良くなってきていた。
そんなときK課長から電話が来た。
K課長:ケンカ別れのようになってしまっていたので、きちんとお話をさせていただこうと思って電話しました。
俺:そうですか。
K課長:しつこく勧誘してしまったのは申し訳ありませんでした。
俺:うん、そうとうしつこかったね。詐欺とか疑っちゃったよ。
K課長:詐欺じゃないですよ〜(笑)
俺:手口とかいろいろ調べて勉強になったよ。いちおうマンションが存在することは確認できたし、K課長が㈱Pに在籍してるらしいことも確認できたからもう疑ってないよ。
K課長:なかなかここまでされる方っていないので、上からもちゃんと話せと言われまして…
俺:ここまでって?
K課長:俺さん、施工会社のほうに連絡されましたよね?施工会社からうちの会社に連絡があって、それを今日知らされて連絡させてもらったんです。
俺:ああ、マンションがほんとにあるのか確認したくてメールしましたね。施工会社からそういう連絡って行くんですね。
K課長:来ましたね〜。
俺:㈱Pにも直接問い合わせたんだけど、何か聞いてません?
K課長:それは聞いてないですね。
俺:そっか。ところでなんであんなに打ち合わせに対してしつこかったんですか?
K課長:私もサラリーマンで、上から売ってこいと言われるとそれを売るしかなくてですね…
俺:なるほど、ただあのマンションはダメだと思う。場所が悪いわりに高すぎる。あの家賃設定だと相場より一万は高いし。
K課長:確かにあの物件は利回りは良くないんです。だから、騙すとかではなく、信頼していただいて買っていただけるようにご提案するしかなく…
俺:なるほど〜、大変ですね。
K課長:誰にも言わないでほしいんですけど、私、以前フリーでやってたんですけど、今でも会社を通さずにもっといい条件の物件をご紹介できるんですけど、どうですか?
俺:いや〜、不動産はいらないかな〜。
K課長:そうですよね。ではもしまた機会があればよろしくお願いします。
俺:はい、ど〜も。
とりあえずゴメンナサイが聞けて溜飲がくだったのでもう終わりにしよう。
《NEXT》不動産投資の勧誘を受けてみた話16 総括
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