『生き甲斐に勝る療法なし』 | せどり雑感

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車で1分の所にブックオフがある。20分~40分かけ駆け回っている方には申し訳ない気持ちでいっぱい。だから・・・朝10時、夜11時には必ず顔を出す。

何かにせき立てられるようにしてBO(ブックオフ)名張まで遠出する。途中、榛原町の西峠を越えた辺りから雪になる。

これはと思う本は何もなかった。だらだらと30冊ほど仕入れて帰る。帰途に立ち寄ったBO桜井で自分用に購入した『金儲け99の秘伝』吉本晴彦著が、戻って調べると在庫切れになっている。題名からするとヤフーオークション向きかもしれない。

書架のある貸しガレージへ売れた本を取りに行く。ついでにBO橿原をのぞく。ありました、『子どもが育つ魔法の言葉』がデンと2冊も・・・。先に仕入れたものは690円で2冊が販売済みである。「変な本屋???」と笑いがこみ上げてくる。

書評になってしまうが、今日仕入れ分でいちばんおもしろいのは、『生き甲斐に勝る療法なし』九十一歳にして悟る、西川鐃著である。

「ただ患者さんの話を聞いて薬を与えるだけなら、これは薬局と代わらない。薬剤師と医師とは仕事そのものが違うのである。・・・人間がある程度、見えない人は、医者の資格は疑問である。外見に表れた病気は全体の一部にすぎない。内面的なところまで立ち入って診てこそ、真の医師と言えるのだ。・・・本当の医師とは、心理学者であり、哲学者であり、宗教学者であり、芸術家でもあるといえるだろう。」

アマゾンへの出品をそっちのけにして読みふけっている。(本日の仕入れ総数38冊)