「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~ -504ページ目

本当の強さとは、自分が自分であること

本当の強さって、何でしょうか。
私は最近、次のように考えています。

それは、「自分が、自分であること」。

自分が自分であるって、そんなの、当たり前じゃないか・・・そう思われる方も多いと思います。
あるいは、さっぱり意味がわからない!という方もおられるでしょう。

私は、ある人のおかげで、これに気付くことができました。
そして、生きるのが非常にラクになりました。

過去を悔いることもないし、将来に不安を覚えることもない。
毎日が、楽しくて、楽しくてならないし、幸せで、幸せでならない・・・今は常にそんな気持ちです。

もちろん、困ったことは起こりますし、悩みもたくさん抱えています。
でも、幸せなのです。
毎日が楽しくて、ならないのです。

すると不思議なことに、良いことがたくさん起こるようになりました。
素晴らしい人たちと、たくさん出逢うようになりました。

これは、どうしてでしょうか。

自分は、過去にたくさんの失敗をしてきた。
もちろん、今も失敗の連続である。
たくさんの方にご迷惑をおかけしている。
卑怯なところもある。
独りよがりなところもある。
だらしないところもある。
人を妬んだり、恨んだりもする。

そんな自分は、何も変わっていないし、変えようとも思わない。
でも、それでいいじゃないか、仕方ないじゃないか、それが自分なんだから。
強がらなくていい、エエカッコしなくていい、弱いままでいい、カッコ悪くてもいい。
そう思えるようになったのです。

すると、生きる希望と勇気がわいてきた。
何でもできる、やってやる。
そんな気持ちが満ちてきました。
すると前述の通り、毎日が、感謝と喜びに満ちるようになりました。
このような心の境地が、強さにつながるのではないか。
私は、そう考えているのです。

自分が、自分であること。
言い換えれば、それは「自然体」ということ。

それが最近、やっと腑に落ちてきました。

人は、一人では生きていけません。
漢字の「人」という字は、二人が支え合っている図から生じた・・・とよく言われます。
今回のことで、まさにその通りだなと、心から納得しました。

自分一人で、気付く方もおられるでしょう。
でも、私の場合は、ある人が気付かせてくださいました。
その人がいなければ、私はモヤモヤした気持ちのまま、毎日を送っていたことでしょう。
そして、今のような幸せな気持ちでは、毎日を過ごせなかったことでしょう。

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心から、感謝しています。ありがとう。