医療マーケティングの罠にはまるな | 「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~

医療マーケティングの罠にはまるな

みなさん、こんにちは。
無痛整体師、武道家の西田です。

先日、驚くべきことを聞きました。

私の知人が、ある医大附属病院で受診したそうです。
予約でなかったため、待たされることは覚悟の上だったそうです。
しかし、待てど暮らせど、順番が来ない・・・

結局、9時間待ったそうです。

しかも、医師も、看護師も平然としていたそうです。
待たせたことに対して、何とも思っていない。
そればかりか、診てやっているという態度がありありだったそうです。

9時間、待つ。
健常者でも、つらいです。
待っているのは、痛みを抱えた人です。
どんな気持ちで過ごしたか、この病院の人はわからないのでしょうか。
思いやりのかけらもないのでしょうか。

その病院のホームページを見ました。
何と、次のように書かれています。

医の倫理にしたがい、患者さんの意思と権利を尊重し、心の通い合う医療を提供します。

驚くべき、厚顔無恥。
でも、どこの病院も、こんなものなのでしょう。
2~3時間待ちは、ざらだと聞きます。

それでも人々は、病院に行列します。
定期健診で、早期に身体の異常を発見され、喜んでいます。
そして、治らなくても、せっせと病院に通います。
効きもしない薬を、真面目に飲み続けます。
いったい、これは何なのでしょうか。

医療マーケティングの罠にはまっている。

それに尽きると思います。
いま、一部を除き、日本の医療は腐敗しきっています。
特定の組織、団体、人たちが既得権益を守り、暴利を貪るために、人を病気に仕立て、脅し、依存させ、薬漬けにし、縛り付け、場合によっては死に至らしめている。
そうとしか言えない現状が、あります。

日本の年間の医療費は、30兆円を超えています。
これからも、増え続けることでしょう。
それと正比例して、病人は増える一方です。
これは、医療マーケティングの成功としか、言えません。

数多くの著書を出されている、評論家の船瀬俊介先生。
2006年に、船瀬先生が「抗がん剤で殺される」と題した講演をされた時の動画が、YouTubeにありました。
医療マーケティングについても、詳しく述べられています。
2時間ほどの長いものですが、私の整体院のサイトにまとめました。
ご興味がおありの方は、ぜひご覧ください。
http://shin2raku2do.jp/index.php?go=ufTS3u

「整体師」という生き方 ~あなたがあなたであるために、心と身体にやさしさ、ぬくもり、安らぎを~

船瀬先生のおっしゃることが、全面的に正しいかどうか。
それは、わかりません。
ねつ造や誇張が、皆無とは言えないかも知れません。

でも、冒頭に述べた「9時間待ち」は事実です。
また私の整体院へは、病院へ何年通っても治らない方が多く来られます。
その経験からしても、医療関係者の多くが、人を人とも思わない対応を繰り返しているとしか、想像せざるを得ません。
ゆえに、船瀬先生の主張は、信憑性を帯びてくるのです。

ネット上で、船瀬先生を批判する記事がいくつかありました。
私の拝見する限り、すべて匿名でした。
要は、顔を出して、堂々とは批判できないのです。
その点、船瀬先生は自分をさらけ出しています。
だから、私は信用できると思っています。

いずれにせよ、一人一人が、自分で考え、判断すること。
自分や家族の健康や幸せを守るために、自覚と責任ある行動をすること。
それが、非常に大切だと思います。

私たち整体師は、何ものにも縛られない自由な立場で、医療とはまったく異なるアプローチで、人さまの真の健康や幸せを追究して参ります。
大学病院9時間待ちの話を聞き、その想いをいっそう強めました。

以下の記事も、ぜひ参考になさってください。

整体院は医療機関ではありません
「心の病」と「医療化」の問題

最後までお読みいただき、ありがとうございました。