ウクライナ旅行(3) | 膀胱がんですといわれて切除

膀胱がんですといわれて切除

重症肺炎で入院し、明日退院という日にと偶然発見

第3日目

7月3日(金)

ホテルで朝食、セットメニューでした。






8時観光スタート。今日はブレスト(ベラルーシ)からウクライナに入国する。

ブレストはポーランドの国境に近い町です、西に3km行けばポーランドです。

最初はブレスト駅に行きました、ロシア方面とヨーロッパ方面へ鉄道で東西を繋ぐ駅です。

列車の軌道幅が異なるため互いに乗り入れる列車の軌道調整がこの駅でなされます。









駅のホールは広くきれいです。ベラルーシの今日7月3日(金)は独立記念日で祭日ですので3連休の旅行に出かける人で混んでいます。

この後今日の観光はブレストの要塞観光です。

世界大戦時ナチスドイツはポーランドを占領しこのベラルーシに侵攻してきました。

ブレストには堅固な要塞があり地下貯蔵施設なども整って8000人のロシア兵士が守っていました。









1941年6月未明ドイツの一斉攻撃が始まりました、ロシアも抵抗し、1か月間の攻防が続きましたが陥落しました、ドイツ軍はさらにミンスクへと攻め上っていきました。

その戦の歴史を残すために保存されています。ロシアの手で大きなモニュメントや100mの高さのサーベルをイメージしたオベリスクもあります。







大きなモニュメントはその眼光がドイツの行為は決して許さないと今でもロシアはドイツを憎んでいるというように見えました。

観光は10時で終了し、ウクライナの国境に1時間かけて移動です。今日のバスはウクライナから迎えに来てくれたバスです。ドライバーもガイドさんたちもウクライナ人です。

国境では車の中に係官が乗り込んできて、パスポートを回収していき、事務所で処理したのち再び公布してくれます。ベラルーシの出国後、さらに緩衝地帯を走行してウクライナの国境事務所でも入国の手続きを同じようにします。この間の作業は出国と入国合わせて2時間かかりました。

ウクライナに入国してすぐ両替です。ベラルーシもウクライナも次のモルドバもドルやユーロは使えませんので自国通貨に必要と思う分両替が必要です。



ウクライナは日本の1.5倍の面積、人口は4700万人。

ほとんど麦の生産をする農業国です。







昼食のホテルのレストランまで1時間走りました。午後2時過ぎの昼食です。

昼からワインをいただきました、安くてびっくりします。







ウクライナの国旗は黄色とブルーです。ブルーは空の青さ、黄色は黄金色の麦畑をイメージしているようです。





昼食後クレヴァニの恋の並木道に立ち寄ってから今晩の宿リヴネに向かいます。

トイレタイムにクレヴァニ駅を使わせてもらいました。駅舎と駅のステンドガラスです。







恋の並木道は鉄道の軌道が森林におおわれた並木でそこを3kmの長さがありますが手をつないで恋人が通り抜けると恋が結ばれるといわれ多くのカップルがここを訪れます。

列車は私企業の資材の運搬用の線路ですのでダイヤはなく、日に1~2回貨物列車が通過するだけです。







我々が到着したとき運よくちょうど列車が来ました。トンネルの中に足を入れ写真を撮りました。





今晩の宿はリヴネのウクライナ・リヴネホテル。

インターネットはゲストルームも無料です。






5つ星ホテルで他の設備は申し分ありません。



ホテルの窓から見えたロシア正教の教会の前まで行き写真だけ撮ってきました。