「感情と情熱」の違い | That's the spirit!

That's the spirit!

とある社長からのメッセージ

 「感情と情熱」似たような表現ですが、その時の心の状態は大きく異なります

 

 「感情的」は非合理的で自分がどういう状態にあるかわからなくなっている状態です。言い換えると「酔っぱらっている状態」に近いかもしれません。わたくしも家内に「たまに」言われます。「酔っ払いは酔ってないと必ず言うよね」と。

「情熱的」な人は、自分自身を冷静に見て、困難に対して積極的に取り組む人です。このような姿勢に周囲の人は良い影響を受け、お互いを認め合い、助け合うようになります。

 

 また、人は「正論」を押し付けられると、どうしても感情的になりがちです。しかし現代社会は、○か×で単純に分けられないことも多く、「△と」どちらを選択する事が「ベター」なのか、その都度難しい判断が求められるかと思います。

○×思考が強すぎると常に「正論」でどちらが悪いか?をはっきりさせて、自分は悪くない事の証明を求めすぎてしまうことが往々にして起こります。大切なのは、持論を相手に対して、押し付けるのではなく、相手の考えや価値観を理解しようとする心だと思います。

 

 では、「カッ」としたとき、「感情」を抑えるにはどうすればいいでしょう?

人間は「カッ」とすると大体早口で大声になります。更に物音も立てたくなります。(モノを投げたり、ドアを「バタン」と強く締めたり)

 

 例えば、自分の思った通りに仕事が進まない場合、そんな時でも「余裕のある大人」でいたいところですが、精神に余裕がないと「モノを雑に扱い大きな音を出したり」「大きな声を出したり」してしまうことが有るかもしれません。

大きな音は相手を、そして自分もイライラさせますし、それが感情のぶつかり合いとなり、収まりがつかなくなる事もあります。

 

 「相手を感情的にさせないようにする」そのコツは大きな音や声を出さない事です。「イラっ」とすることがあってもゆっくりと静かに話して、大きな音を出さない。「カッ」ときた時は、呼吸を整え、ゆっくりと話すように心がけましょう。

 

以上