(修正版)朝霞ガーデンでのマイクロスプーンの拘り 24 スプーン考察 ピット | わだっしーの釣り道中

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フィッシングと日常のトピックスを書いていきます。

前回はロデオクラフト ブラインドフランカー通称「BF」をテーマに書きました。

朝霞ガーデンでのマイクロスプーンの主軸は私の場合この「BF」になります。

なので、今後アップしていく他メーカー及び他銘柄のスプーンは、「BF」では足りない部分を補填する動きや使い所のあるもの、になります。

つまりは、全く同じもので無くても、その他メーカーのスプーンで補填が効くものもあるということです。あくまでも私個人としての答えです。


「BF」の武器でもあり、弱点でもあるのが「動きの質」「超デッドスピード」「ハイスピード」「見た目としての大きさ=PR度」「尻の振り幅」「巻いてる時のお尻の落ち具合」。

ざっと書いて大まかですが、この6点の補填が特に大事なポイントです。



24 アイジェットリンク(i Jet Link) ピット



・アイジェットリンク(i Jet Link) ホームページ

・アイジェットリンク(i Jet Link) ピット 
ウェイト:0.4、0.6、0.9g



私がエリアトラウトフィッシングを始めた時、とりあえず有名な「BF」を購入し、意気揚々と朝霞ガーデンに臨み、撃沈をしたあの日……。

朝霞ガーデンからの帰り道に寄った「キャスティング朝霞」。そこの名物?笑。店員のI田さんが笑顔で近づいてきたので相談しました。

ちょうど、アイジェットリンク(i Jet Link) ピットの「キャスティング朝霞」オリカラが入荷しており、勧められるがままそのオリカラ「ピット」を購入したのがきっかけです。笑


当時の朝霞ガーデンの2号池は、今よりも魚影は濃く見えて、またイロモノが足元側に潜んでいるのを狙うのが楽しかったんです。

ピット 「キャスティング朝霞」オリカラの「バケツブルー」。まだまだ初心者の私に微笑みました。笑

初めてのサイトでの釣果。初めてのイワナ。そして、その日初めて朝霞ガーデンで3時間で10匹を超えました。

その足で「キャスティング朝霞」に寄って、ピットのその他のカラーを手に入れたのは言うまでもありません。笑


当時はもちろんその理由は分かりません。今思えば、2号池=魚の居場所がわかりやすく、「点」に対してのアプローチの反応が良かったから。だと今は思っています。もちろんその日反応の良かったカラー選択はマグレですけどね^^;。


西武園→しらこばと水上公園→朝霞ガーデンがホームエリアだった当時の私。当時の私の釣りの師匠が特にスプーンの拘りの強い方で、私に多大な影響を与えています。


「1年間 ずっとスプーンのみ」?
イエス!アイキャン!笑←今はマイクロ……


その時はあまり意識してませんでしたが、今それを皆に言うと驚きと苦笑いが付いてきます。笑

兎にも角にも、私に「マイクロスプーン」の楽しさを教えてくれたのが、このアイジェットリンク(i Jet Link) ピットでした。



時を経て、色んな管釣りエリアを体験し、マイクロスプーンの使い所・考え方が変わってきた最近の私。そして評判が良くとりあえず手に入れたその他の「マイクロスプーン」達。

ここから、私の「マイクロスプーン」についての考察も始まります。

当ブログのネタが誕生~ヨチヨチ歩きまで来ました。笑



「BF」の投稿で書いた通り、今年の年始にスプーンをほぼ全て売り放ちました^^;。

もちろんこのアイジェットリンク(i Jet Link) ピットもその一つです。


「どうしても必要な場面が繰り返しあれば、再度買うでしょう……。」


早速にもその場面が到来です。^^;
時は真冬。沈んだ魚は一方向にステイロー。まあ投網を投げたくなるレベル(><)

しかし手元にある「マイクロスプーン」は、ヴァルケインのハイバースト0.5と0.8。そして縁があって別途集め始めたアールグラット リベロ、ルシフェル。(その時はまだアールグラット 各種の「マイクロスプーン」は使いこなせて居らず……→今は武器!後日また出すテーマです。)

そして眼前に突きつけられた……


1、同じ棚をスピード変化つけられるもの

2、わずか10センチの棚を巻き落とした時に、しっかりとピッチを刻むもの


の不在による悶絶。笑



とりあえずその時の手持ちのハイバースト0.5や0.8の対になる物として、ロデオクラフト 「BF」を必要分買い足し?買い戻し?使う中で、この「BF」でも足りないものを補充する意味で、アイジェットリンク(i Jet Link) ピットも買い足し?買い戻しました。笑


1、「BF」だと遊泳速度が早すぎる場面

2、「BF」だと見せ方が弱い場面

3、「BF」を「線」として、「点」で使えるスプーンとして。


今や私にはアイジェットリンク(i Jet Link) ピットは無くてはならない存在になりました。


そこで0.4、0.6、0.9gとある各ウェイトの使い分けですが、私は朝霞ガーデンでは0.4と0.6gしか使いません。

理由はアイジェットリンク(i Jet Link) ピット0.9gで通常使う上での場面においては、私は違うスプーンがメインだからです。この点はまたあらためて掘り下げます。

0.4と0.6gは、既存魚の棚の違いだけで使い分けます。スピードコントロールでの同じ棚の中でのそのウェイトの使い分けはせず、あくまでも「点」を狙う上での武器として使っています。 

これ以降はアイジェットリンク(i Jet Link) ピットを略して「ピット」と表記します。



・「ピット」の特長


上下、または左右がほぼ統一。カップと呼ばれる部分もあるの?という程度。なので泳ぎはロール系の中でも、とにかく受けた水を受け流すという特長。

スプーンが水をかき分ける「波動」での、遠い魚へのスイッチオン効果は期待出来ません。

このスプーンの最大の武器は、「遊泳姿勢が尻下がらない」ことと、「細かいロール及びピッチアクション」。

そして動きでの「波動」は弱いけども、薄くとも横幅があるため、「魚の目からは見えやすい形状」。



・メーカーの謳い文句


どうしても一尾釣りたい時に使うスプーンとして開発しました。

強いローリングに見えますが、活性の高い魚を寄せる波動ではありません。

左右の波動が消しあって存在を隠しているような感じです。

→ステルス系【活性の低い魚に対して、微かな波動で近づき、シルエットで存在を確認して捕食する。】そんなイメージです。

スプリットリングやフックの設定を変更しその日の状況に合わせるのも楽しさのひとつ」。

(ホームページ 商品紹介欄を抜粋)



とにかく動き、「波動」ではなく、見た目、シルエットで魚を反応させられるマイクロスプーンとしてはこれ以上のものはありません。 (私論^^;)


私は、朝霞ガーデンでのスタートは、夏はハイバースト0.5、秋冬は0.8。その後「BF」か夏は「ノリーズ ティーチ」秋冬は「ヤリエ ピリカモア0.7」と、動きの違いで使い分けていきますが、その後のド悶絶時間の到来と共に「ピット」が出番を迎えるのです。


・「ピット」導入タイミングと目的


「3時間で10匹」という、常連の共通認識としての目標数値。この達成に向けて大事なのが、「釣れる魚を探す」だけでなく、「今は釣れない魚を、少し経ったら釣れる魚にする」こと。

もちろん容易く釣れる魚は先にピンで抜いていきます。


その後です。

状況はどピーカン。風も無し。マメやトルネード、クランクですら釣れておらず、魚は一定方向にボケーとしている状況。

普通なら泣きたくなるそのタイミングが、「ピット」の出番になります。

この状況までいくと、流石に「マイクロスプーンの場を作って」(過去の投稿を参照)も、追って20cm。エラより後ろ付近を通る場合は、その射程距離内でも振り向きません。

とりあえずは、大雑把に「ピット」を投げて状況把握をします。とりあえず一瞬追うがUターン。目は動き、ピクっとだけ反応する魚。動かないがとにかく口をパクパクし始める魚。

とにかく、少しでも反応する魚にターゲットオン。

うっかりバイト・威嚇バイトを「するだろう」という前提で常にアワセられる体制。バイトするかどうか?分からずともスゥーと近づいてきたら、予測でアワセます。


とあるメーカーのとあるプロフェッサーが、講演をしてますね。「魚のバイト速度と人間の反応速度」は、その瞬間を目視してからではとても間に合うスピードではありません。そのコツは(過去の投稿を参照)今回はさて置きます。


・所有する「ピット」の画像

 
(0.4g)

{664C3A2B-2F69-42F3-9468-58D65830CECD}


(0.6g)

{E8B332DD-B516-48FC-9EC0-A489AB12270E}


(念のため。0.9g)

{0067F2EF-B88C-43F0-9AE5-9DE42BC5F126}


これしかありません。が、「BF」とくらべるとかなり多いのが分かってもらえると思います。

理由は、「ピット」はピンで抜く=「点」の釣りにおいてとても大事なの武器であるので、とにかく色味の種類が必要になるという訳です。

スプーンのカラーを一枚一枚詳しくは載せません。ニヤリ。画像から判断してください。


詳細なカラー名はぼやかしつつも、大体なカラーを書きます。

「ピット」の動きは、ご認識の通りロール系カテゴリーに入ります。しかし「BF」と違い「点」で狙うため頻繁なカラーローテをするのが鉄板です。特に投げたカラーの反対色、もしくは派手の後は地味だとかを特に意識してます。

「マイクロスプーン」ですが、ゴールド系やシルバー系はもちろん、グリーングローやレッドグロー、茶色、オリーブ、イエロー、蛍光各色揃ってます。



・「ピット」の特徴的な得られるバイト


1、目の前を通過する際に口だけ動かすバイト

2、たまに下からの強い食い上げバイト

3、僅かに追ってバイト

4、威嚇的な、振り払うようなバイト


他に多用するマイクロスプーンの中でも、結構シビアなバイトが半数をしめます。

もちろん、私の「ピット」の使い所のせいもあるのでしょうが……

僅かに触れるアタリも取れる小物=アイテムが必須です。



・「ピット」の弱点


泳ぎのスピード幅が狭いこと、流れに弱くヒラを打つこと。それらの事情によりサイトができない場面では、棚ボケしてしまうこと。

私感ですが、その場面で「ピット」のウェイトを上げるという選択は、私は得策じゃないと思っています。


「ピット」としての、また、私が求めるスプーンとしてのポテンシャルに当てはまらなくなるから。


これが理由です。

なので朝霞ガーデンでは「ピット」0.9gを使うことがないのはそのせいです。笑



・「ピット」のカラー選択


全ては書ききれないのと、「ピット」だけで釣ることは今のところないので、ピンポイントで書いていきます。


1、晴れの日中→ブルー、黒

2、放流サード後→傾奇ラッシュ、蛍光ピンク

3、曇りの日中→金

4、晴れ→青銀

5、曇の午後~夕方→モギスイーツ、黄色

6、晴れの夕方→白、ベージュ、963


この他は、内緒です。あくまでも私個人としての意見です。

その中でもローテをせねば、押し通せません。



最後に、私の「ピット」を使う上での小物=アイテムですが、


・スナップ→オフィスユーカリ 匠 0000番

{36D8991E-A646-4CAF-9537-05CDA0CED64D}


・リング→オフィスユーカリ 匠 00番

{35EE0559-DFC3-4660-926A-EC2DA0A56C8D}


・フック→ヤリエ  MK2 SSS 10番

{89A145B0-8971-4E1A-A8A8-12D56339DCDF}


・春~秋 ライン→ヤマトヨ エリアフロロ1.2LB

{6B68DFDA-54EC-49C4-800D-DFA4ED84D130}


冬 及び 曇っててサイトしづらいとき。
→YGKよつあみ チェルム アンバーコードエステル0.3号

{E6C88E68-3BAA-4B25-ABD5-BA24D77CD68E}


この組み合わせになります。


私の場合、「ピット」は自分からアワセに行くことが多いので、フック交換は現場でもマメにやっています。

経験上、何故か大物のヒット率の高いこの「ピット」。注意深い大物を油断させる力もあるんですね。


「BF」「ピット」と続きましたが、この2種類が全く及びたまにしか効かないパターンもあります。

その時に選ぶ選択肢は……。


次回に続きます!