10/3 BABYMETAL W/T @東京ドーム 9/19,20 | shinのBlog.

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BABYMETALとYUI-METAL、Q'ulleのまなこさん、AKB48岡田彩花さん、Thaiのサッカー、大宮アルディージャなどをとりあげます。

9/19,20の2日間、

 

"BABYMETAL WORLD TOUR 2016 LEGEND - METAL RESISTANCE

–RED NIGHT & BLACK NIGHT"

 

に参戦してまいりました。

そう、ついにベビメタが東京ドームです!!

 

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ドームでのコンサートには全く良い印象はありません

音響的に質の高い音楽が楽しめる環境では無い、と思っていました

従って、内容についての期待はさほど高くは無かったはずなのに、

当日は過去にないくらい緊張感してしまっていました

 

 

ベビメタの3人がドームのステージに立つ・・・

内容とかはどうでもいい(良くないけどww)んです

その事実だけで、もう、胸がいっぱいでした

 

 

まずは、19日、

Day1 "Red Night(赤い夜)"です

 

 

この日の東京は雨模様です
台風の影響でなかなか本格的に降ってくれています

 

事前物販はホントに神の恵みでした

おかげで当日の会場入りはギリギリで十分だと割り切れました

 

事前の所用があり一旦ドームに寄り、その後、

くだんの阿佐ヶ谷神明宮に向かい能楽堂とサインを見学

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そして、お参りを済ませ、御朱印を頂きました

 

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正直、最近では、

サインと言うものにさほどの特別な価値を感じられなくなっていました

それくらい、芸能人、アイドル、との距離が近くなっているのです

能楽堂に飾られた3人のサインを見ながら、なんとなく、昔の感覚に戻った気がしました

 

 

ドームには開演1時間前の17時頃に到着

雨、というより、もう豪雨ですww

ドームシティホテル横、MLBカフェ前の喫煙所で一服しますが

もう、横殴りの雨が完全に降り込んできますし、逃げ場が全くありません

 

 

これまでのベビメタの会場運営は最低レベル、

クソ中のクソであることが多かった

この日も少し心配していたのですが、案の定でしたww

 

21ゲートの入場列は延々と伸び、

水道橋駅方面に階段を下り、

MLBカフェ前を過ぎ、

噴水の端迄行ってそこで折返しwww

僕が並んでしばらくしたら、

折り返した列がまた階段を登ってしまっていましたww

 

結局、ただ単に、21ゲートの手荷物検査が人手不足だっただけでした・・・

ホントに、アミューズは完全に客というものを舐めている

アミューズがらみのアーチストにはベビメタ以外は絶対に関わらないようにしようと思います

 

 

この日の座席は、1階スタンド、18通路の、なんと最後列!!

しかも、これ↓です、こんなんです!ww

 

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写真ではわかりづらいと思いますが

隣が壁!!
謎の”ボッチ席”だったんですwww

まぁ、周りじゅう地蔵よりはよっぽど幸せでしたが・・

 

 

ステージ構成は、
センターの円形ステージとそこからスタンド近くまで伸びる出ベソが3本。

それが柩の形だったというのは、諸報道見るまで気づきませんでしたがww

 

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アリーナ席は、ほぼ目いっぱい席を設置していました

自分がThe Oneシート外れたもんだから、アリーナはもっと少ないもんだと思っていましたがww

逆に、なんで、これで外れたんだろう?と・・・

年寄り差別もいいかげんにして欲しいものです・・・

 

しかし、これぞ、正真正銘の"Soldout Show"

掛け値なしの「超満員」

この場に居れることだけでテンションは天井知らずです

 

 

武道館のRed Night同様、KOBAの紙芝居でスタート
配布された透明かつ実はハイテクの“コルセット”も”赤い夜”の”巨大コルセット祭り”に倣った演出ですね


MCもアンコールも無い、までは武道館同様でしたが、

続いて、
「2日間でアルバムの全曲をやる、ただし、重複は無し」

という新たなコンセプトが加わりました

 

そうなると、当然、

 

「え?! Talesやんのかよ?!マジで?!」

 

そうなりますよね?

驚き、戸惑い、期待、懸念・・・

感じたことの無い、異様なざわつきに包まれます

 

そうこうするうちに「はっじまっるよ~」で暗転

いよいよ、開演となります

 

 

会場には、聴き慣れたほら貝の音が鳴り響きます
しかし、照明は暗いまま

 

イントロが始まると一気に照明に火が入り、

巨大なステージ、その上の巨大な円柱の塔、その壁面の巨大な360度スクリーン、が姿を表します


しかし、ステージに3人が見当たらない・・・


どこだ?


上空を見上げるとセットの屋上の天空ステージに旗を持った3人が構えている!!

 

 

これは、しかし、なにか既視感が・・・

 

 

悪人に襲われる一般人・・・
そこにおもむろに響き渡るトランペットの音・・・
「どこだ?どこだ?」と探す戦闘員・・・
「あ!あそこだ!」
指さす先はたいていは屋根の上・・・


「人造人間キカイダー」のお約束の登場シーンである・・・

 

 

冗談はさておき、今回のステージセット、
センターステージとしてはとてつもなく巨大
おそらく3人が居た高さは3階席と同じくらいではないかと思います

当然ながら肉眼での目視は効かない
結局は、モニターで見るしかない
そういう意味で、

アリーナの真ん中から後ろあたりよりは角度のあるスタンドの方がマシだったろうと思います

 

そして、

驚いたことに、音が思ったよりずっと良い!!
これは、スタッフ相当頑張ったと思います
それとも、技術の進歩なのだろうか?
何故か、あの距離(推定120m)でも音が遅れていない!

(これは恐らくは後方向けのスピーカーが近くにあったのだろうと思います。あまりにドンピシャだったので。)

 


ただ、言うても、

「思ったより」というレベルであって、もともと期待値が低いだけのことでもあります


やはり、低音は来ないし高音は伸びない

 

ゆいもあのヘッドセットからの声がとぎれとぎれになる場面もあったし、
絶対的メインマイクだったはずのすぅさんのマイクですら安定してないように聞こえました


Talesのギターはもう全くメロディ認識不能であったし、
全般的に、すぅさんの歌声も、なんか質感が無いというか、

たとえば100均のイヤホンで聞く音とかのような安っぽいに感じに聞こえました

 

それでも、
これまでのドームコンサートを思い浮かべるに、
もとがダメ、という前提に立てば、素晴らしい仕事だったと思います

 

 

さて、本題に戻って、RORの出だし

 

スクリーンには天空ステージの3人がかわるがわる映されます

すると、ん?

 

もあが泣いています・・・

 

もう、これだけでヤバい・・・

 

もちろん、

アーチストたるもの

もし、ファンへの感謝の気持ちを表すのであれば

パフォーマンスで伝えるのが筋

 

それはわかっていても、

もう、これだけで十分です

ありがとうと言いたいのは、こっちなのに・・・

 

しかし、そこは、僕も男の子
声が詰まったのは一瞬ww

ぐっとこらえて叫び続けるのでしたww

 

 

 

YAVA!、いいね!と続き、

来ました、シンコペーション!!

 

僕は、幸運にも白ミサで1度観れたのですが

これは何度聴いても素晴らしい!!

 

「あっ、あーーー、やっみぃよぉうぉうきぃりぃいさぁあくぅ」

この母音地獄が堪らないww

すぅさん的にも、この曲のライブでの「歌えてる感」は随一だと思います

間違いなくベビメタの代表曲の1曲になる曲だと思うので

オーディエンスもがっつりノって行きたいところです

そういう意味では白ミサに比べて反応薄かったのは否めない

まわれまわれの振りも1回見ればどう反応すべきかわかりそうなもんですが・・・

 

このあたりで、この日が2nd中心のセトリになるのが想像つきました

 

Amoreでは、Wembly同様の羽の演出

すぅさんもゆいもあも、ホントに羽がべらぼうに似合う

気づいた人は凄いですよね

この曲の聴きどころは、断然ブレイク前の「続けーるよぉー」の「よぉー」のシャウトだと思います

このところ、そこが軽い

ファンカムで見たNYが一番良かった(というか、神がかっていた!)と思うので、

また聴ける日を待ちたいと思います

 

すぅさんソロのもう1曲はロンド

ロンド前の神バンドソロを久しぶりに見た気がします

 

BBMは、GJ!と4の歌

GJ!のダンスはもっとじっくり観たい

この日の環境ではちょっと残念さが残ります

4の歌は鉄板で言うことなし

 

Catch Meは正直記憶なしww

延々「鬼さんこちら」を言わされたんだっけか?

 

KARATEの「エビバディジャンプ!」は

いまだに「ジャンプ!」だと思っているが、違ったんだろうか?

 

そして、禁断のあの曲ww

まさか、Talesをホントにやるとは思わなかった・・

ノれるとかノれないとか、そういう次元じゃない

もう、わけわからん・・・

まぁ、CD音源で聴くよりは、少しは感じるものがあった気もしますが・・・

 

The Oneに関しては、最近やっと慣れてきましたww

ようやく少しは楽しめるようになってきました

2daysの初日のエンディングとしては、非常に良かったと思います

 

そして、ハイテクコルセットを使った光の演出

キレイっちゃキレイでしたが、別に無くても十分楽しかったので

そういう意味では無用なコストだったのではないかと・・・


Red Nightのセトリはこちら

 

01. Road of Resistance
02. ヤバッ!
03. いいね!
04. シンコペーション
05. Amore – 蒼星 –
06. GJ !
07. 悪夢の輪舞曲
08. 4 の歌
09. Catch me if you can
10. ギミチョコ!!
11. KARATE
12. Tales of The Destinies
13. THE ONE – English ver. –

 

 

2日目、”Black Night”

 

この日は通常勤務後、会場へ

昨夜以上の豪雨ww

三田線の水道橋から地上に出るともう道が川ww

 

思えば、参加したベビメタのワンマン、6回連続で当日雨ww

その前の横アリも好天でもなかった

 

僕が雨男になってしまったのか、それともやはりすぅさんが・・・ww

 

 

この日の入場は一転、異様にスムーズ

さすがに修正してきたようです

 

座席は三塁側ほぼ花道の正面の17列目

the one枠のMosh'shでこのあたりというのはだいぶ虐げられていると思います

ホント、年寄りをなんだと思ってるんだろうか?

 


この日はBMDスタート
やはりベビメタのライブはBMDで始まらないと

もう、オープニング曲としては、

RCの「よぉーこそ」と双璧と言っていいんじゃないでしょうか?
 

そして、下手ギターがこの日はLEDA

従って1st中心のセトリになりますが、それでも何曲かは2nd曲をマスターしたようです

 

 

この日最初のハイライトはメタ太郎

World Tourと白ミサで大化けした曲ですね

 

「M・E・T・A」と「メタ!」の合いの手は今一つ入っていけませんが

Bメロバックコーラス「うぉーおーおーおおおーおーおー」は1番から全力で歌いました

これはオリジナルでも男の声で入っていて非常に歌いやすい

腹の底から声が出しやすい音程なんですよね

結局はブレイクしてそこを延々シンガロングさせられたのでww、結構歌い続けでした

 

ここのシンガロングは、個人的にはKARATEやRORのよりも好きですね

やっぱり、歌いやすいのがありがたい

今後もベビメタのライブの定番かつハイライトであり続けると思います

 

 

しかし、それでも、

何と言っても「紅月」でしょう

 

この日の「紅月」は、史上最高でした

最後に少しだけ乱れましたが、本当によく声が出ていたし伸びていた

高音の苦しさも感じなかった

 

「泣ける」とか、「泣きそう」とか、

比喩的に言っては来ましたが、

この日は本当に泣きましたww

 

初めて、

涙を抑えることが出来ませんでした

 

 

「おねだり大作戦」が久しぶりに見れました

あと何回、見れるんでしょうかね・・・?

「買って!買って!買って!買って!」・・・

なんて楽しい曲なんだろう・・・

 

しかし会場全体としては盛り上がりがイマイチでした

初見が多かったんでしょうね・・・

 

 

エンディングに向け、

「メギツネ」、「ヘドバン」、「IDZ」・・・

この流れには殺意を感じますww

上島竜兵風に言えば「殺す気か!」とww

 

「ヘドバン」、もっとやってくれないかなぁ・・・

特にフェスでは鉄板だと思うんだけど・・・

 

 

エンディングでは3人が3本の花道全部を回って

「うぃーあー!」の煽り

 

各所既報のとおり、

すぅさんがコケたり、

すぅもあの寸劇が見れたり、

エンディングだけでも十分元が取れるくらい充実していました

 


 

 

9月20日のセットリストは以下の通り。

01. BABYMETAL DEATH
02. あわだまフィーバー
03. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
04. META !メタ太郎
05. Sis. Anger
06. 紅月 – アカツキ –
07. おねだり大作戦
08. NO RAIN, NO RAINBOW
09. ド・キ・ド・キ☆モーニング
10. メギツネ
11. ヘドバンギャー!!
12. イジメ、ダメ、ゼッタイ

 

 

優劣をつけるようなモノではありませんが

この2日間を比べてみると

結局、どっちも良かったとしか言いようがありませんww

 

歴史的な瞬間に立ち会えた、というコメントを多く目にしましたが

まさにそのとおりだったと思います

 


2日間を通して感じたことですが


大箱でも音はなんとかなる

すぅさんなら、普通にやれば十分聴かせられる

神バンドの演奏もしかり

 

あとはダンスと全体的なパフォーマンスです

 


もともと、ベビメタの振り付けには

根底に「三位一体」というコンセプトがあると思っています

 

なので、
3人の距離が離れれば離れるほど、

その威力は減殺されざるを得ないと思うんです

 

ウェンブリーまでのようなスタイルで

あくまで「三位一体」を見せきるのか
それとも、今回のドームのように
1人づつになりながらも広範囲をカバーしようとするのか?

 

近時、「スタジアムクラスのメタル」という言葉を急に多く目にするようになりましたが

そういう大きな舞台でいかにベビメタを見せきるか

これからの課題になっていくだろうと思います

今回は、正直、パフォーマンスを堪能出来た感覚はありません

 

それでも、

至福の2日間でした

 

そして、

ロスはすぐさま襲ってきましたww

 

この先、どうやって生きて行けばいいのか・・・ww