前回(XSR900GPで行く晩秋の日光ツーリング【前編】寒さとの戦い編)、
中禅寺湖で写真を撮ったあとのつづきです。
半月山展望台への山道を登っていきます。
すぐに着くのかと思いきや、思いのほかクネクネ登って行く。
展望台があるだけの行き止まりの道なのに、 道幅はしっかり片側一車線あって路面もわりとキレイ。
15分くらいタイトなワインディングを走って到着。
とりあえずは行き止まりの半月山展望台。
【こちらは中禅寺湖とは反対の足尾側】
ここから2,3分戻ったところに中禅寺湖を見下せる展望台がある。
【この日のツーリング最大の目的地がこの展望台】
男体山と中禅寺湖が見下ろせて紅葉がすごくきれい。
※バイク入りの写真だとそこまで見えませんが…笑
景色が最高で、駐車場も広々していて雰囲気のよい展望台でしたが、 ヘルメットを脱ぐことなく写真だけ撮って出発します。
下りも快適。
朝は寒くて身体が動かなかったせいか、全然曲がらなかったXSR900GPでしたが、 このあたりになると、身体も動くし、気持ちもご機嫌なので、よく曲がる。
ブォンブォンとCP3サウンドを奏でながら、ワインディング走行を楽しみます。
華厳の滝の駐車場の横を抜けて、下りのいろは坂にそのまま直行。
お土産物屋さんがたくさんある通りだけど、まだ営業前。
せっかく保冷バッグを持ってきているのに、湯葉もたまり漬けらっきょうも買えずに日光を後にする悲しみ…。
いろは坂を下ったら右折して日足トンネルを通って足尾方面から帰ります。
足尾と言えば足尾銅山と田中正造。
小学校の修学旅行に行った以来の足尾に興奮しますが、、
そんなにゆったり寄る時間もないので、1か所だけ寄り道することにしました。
【 日本に残る一番古いレベルの鉄骨トラス橋! 】
足尾にある古河橋はなんと明治23年、今から130年以上前に作られた当時最新鋭の鉄骨トラス橋。
日本の近代化を支えた足尾銅山の発展具合がよく分かる産業遺産。
そういう歴史的背景を考えながら見ると興奮する!
今は老朽化がすごくて当然渡れないけど、目の前にある案内板にはすぐ横にある「新古河橋」が1993年にできてからは、歩行者専用橋として10年くらい前までは渡れてたみたい。
そのうち朽ち果てて撤去されることになってしまいそうです。。
古河橋のあとは渡良瀬川沿いの国道122号をひたすら桐生方面に向かいます。
交通量少なめで、信号が少ない快走路。
距離はそこそこあるけど、ストレスフリーで一気に桐生まで。
以前テレビで見て気になっていた登利平の鳥めし弁当を買いに行きます。
【登利平 桐生店】
お弁当をサイドバッグに詰めて、続いては太田方面に行きます。
こちらも前から気になっていた真っ黒な太田焼きそばの岩崎屋さんへ。
開店直後だったのに、地元のお年寄りたちで割と混雑してました。
鳥めし弁当もあるから小サイズで注文しようと思ったけど、 小柄なおばあさん達が中サイズと焼きまんじゅうを頼んでペロリと食べていたので、 思わず中サイズを注文。
ていうか、中サイズで375円です。
群馬グルメはどれも、とにかく安くてビビる。
※ちなみにこちらのお店は、小→中→大→特大→ジャンボ→ダブル… …と永遠にサイズが続いていくので、焼きそばのメニューは1種類だけどサイズ違いが10段階あります笑
【中サイズでも割と大盛り】
黒いけど薄味。
薄味だけど、具材のキャベツ(具材はキャベツのみ)の甘みを感じてすごく美味しいです。
お店の口コミは一部低評価が多いですが、モチモチ麺が、優しい味で美味しいです。
地元の人たちに愛される太田焼きそば、すごくいい。
つづいて、最後に道の駅おおたに寄ります。
【 広くてのどかな道の駅おおた 】
ここに休憩コーナーがあったので、先ほど購入した鳥めし弁当を食べます。
【竹弁当(むね肉のみ)】
テレビで見て美味しそうだなーと思って買ったんだけど、 想像の25倍くらい美味しくてビビった!
秘伝のタレを纏った柔らかいむね肉とタレの染みたご飯。
焼きそばを食べたばかりだったけど、本当にペロリといけた。
先月渋川の永井食堂のもつ煮も美味しかったし、 田中屋総本店のあん入りの焼きまんじゅうも美味しかったし、 群馬は安くて美味しいものしかないけど、 その中でも登利平の鳥めしは本当に美味し過ぎる。
群馬に行ったら毎回食べてやろうと強く思った。。
ってことで、 この辺で本当に帰路につくことにする。
関越から帰るか、東北道から帰るか迷いながら走り続け、、 結局、首都高の与野インターまで下道で走ってしまった。
高速代がそこそこ浮いてよかった。
下道多めで480kmくらい走ったけど、寒かった以外は問題なし。
楽しかったな。 また行こう。






