エクスマの思想で、嫌なことはやらないようにする。大好きなことをしよう。というのがあります。
大好きなことをやろうって言うけど、もともと、親がやっている仕事がそんなに好きじゃない場合はどうしたらいいのか?と…
なので、お店に合うように新しいことをやる。チャレンジする。お店(会社)にとって。お店にとって。お店にとって。お店にとって。お店の為。お店の為。お店の為。
この部分が外れなかった。
創業者の方には信じられないかもしれませんが、創業者は自分でこの事業をやろう!って決めてカタチにしていく。これって当たり前ですよね。でも僕たち後継者はそうじゃない。
もともと事業が目の前に存在する。ある。もともとあるがゆえのありがたみもあり、もともとあるがゆえの苦しさもある。
後継者の方々ならわかると思います。
何もなければ好きなこともできるけど、もともとある場合は一度壊さないと新たなことはできない。本当はそんなことないのに今までのことに依存してやってこなかった。言い訳ばっかりでした。
そして、今あることが壊れることを恐れて、自分の大好きなことをお店(会社)に合わせるのではなくて
現状の事業にマッチングするように新たなことを付け加えていく。合わせにいってた感じです。
でも、決めるのは誰だ?やるのは誰だ?そうお前だ!お前が舵をとれ!(長渕剛さんのCAPTAIN OF THE SHIP)
社長である自分自身が響かないことは、社長をやっている会社では結局一瞬やれても続かないんです。
12年前。12店舗、10億円の売上を達成したところで、普通だったらもっとやろう!もっとお客様に喜んでもらおう!って思うじゃないですか。
でも、僕はアイデアもなく、夢もなく、使命も感じられず、疲れ果てていた。売上が上がり、店舗が多くなればなるほど苦しかった。嬉しくはなかった。なぜか。
自分自身で決めてないから。
自分自身が響いてないから。
自分自身が大好きなこと向き合ってこなかったから。
結局今あることに依存して冒険してこなかったから。
そんな当たり前のことに気づくのに12年もかかりました。
そして昨日、くしくもワッツこと中村あっくんがこんなことを言ってくれた。
12年前の僕は考えもしなかった。何をしたいかではなくて、目の前の与えられたことをどうやって乗り越え、売上・利益を上げるのか?
もちろんそうなんだよ。売上利益は大事。すごく大事。でも、売上利益が事業目的になるとつまらない。儲かれば何でもよくなる。
でもお金を出してくださるのはお客様。そんな薄っぺらいキレイ事は見抜かれます。
どちらが儲かるかではなくて、どちらが楽しいかで選ぶ。これもエクスマ思想の1つ。
つまらないことは結局続かない。そうやって、得意でもないことで、売上利益を上げなければならないと勝手に使命と勘違いしながらやり続けるとガス欠状態になって、体と心と思考がストップをかけてくる。病気になる。家族や周りの人達との人間関係が悪くなる。
崩壊の序曲です。
そんなことを経験すると、ホント大好きなことを仕事にしようってことの大切さが、身に沁みてわかります。だってたくさんやったけど、たくさん失敗し、潰してきたから(笑)
だから誰よりも大好きなことを仕事にすることの難しさと大切さは身を以てわかっているつもりです。
大好きなこと=使命
に繋げるにはもう一つ大切なことがあります。
それは、大好きなことが経世済民(けいせいざいみん)につながっているのかはもっと大事!
経世済民とは、民を済い、世を経めるの意味。
経済の略は経世済民だと、この言葉も藤村先生から教えて頂きました。
いくら大好きなことでも、そのことが経世済民につながっていなかったら、ただの自己満。ただのワガママってことになる。
仕事は本来、人の役に立ち、世の中に貢献していくこと。すなわち経世済民。
経世済民は理念であり使命そのもの!!と勝手に思っています。
大好きなことが経世済民につながっている=使命を果たす
ってことになるんじゃないのかな?と。
だから、大好きなことを仕事にする。それが経世済民になっているのか?
ようやくここに気づくことができました。
あるから出来ないは言い訳。
ないから出来ないは言い訳。
あってもやる奴はやるし、なくてもやる奴はやる。それができる奴の僕なりの定義。
ワッツが言ってくれていた
「もし、お金、時間、場所の制約がなかったら何をしたいですか?」の問いに僕はようやく、やりたいことやってるよ!そしてこの大好きなことが経世済民につながっていると思うよ!って天国にいてくれる祖父母に報告できそうです。
でも、まだまだやり始めたばかり。
年齢、時間、資金などなど問題は山積みとか、それは錯覚です(笑)
藤村先生がこんなことをおっしゃっています。
心配事の98%は取り越し苦労だ。と(笑)
これから大好きな、教育・共育を通りして様々な経世済民につなげていきます!
最後に江口充さんのこの写真最高です。僕にとっての最高の経世済民でした!
キッカケを作ってくれた方々に感謝申し上げます!!ありがとうございます!!