こんばんは。

先天性心疾患を持っている慎です。

 

 

 

3ページ目では、2ページ目に続き4~6年生の頃についての話なのですが、ちょっとディープな話になります。

 

 

 

4~6年生の頃は、色んな意味できつかったです。

まず、登校するまでの道+3階まで上らないといけません。上級生になると移動教室も出てきます。そして掃除です。教室のような同階なら何も問題ないのですが、1階のげた箱担当の週は大変です。

じゃあ、ゆっくり階段上がれば良くない?と思うかもしれませんが、これ全部時間が決まってるんです。登校が遅ければ遅刻だし、授業開始時間も決まってるし、掃除の後は帰りの会が始まりますし。。

 

 

 

それなら、担任に配慮してもらって、遅れてゆっくり行こう。って思っても小学生には無理です。他の人と違う行動をとるのは大人でも抵抗があると思います。

こういう他とは違う行動でイジメの標的になる可能性も十分にあります。

 

 

 

上記のような行動で疲労が溜まっていたのか、チアノーゼの影響で顔色が悪かったんでしょう。いつからか一部から、シュレック(緑色のキャラ)というあだ名がつくようになりました。

まだ小学生ですし、多感な時期なので仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。

今はあだ名をつけることは禁止?されていると思いますが、こういう病気を起因としたイジメはほんとになくなってほしいです。

まあ、そもそも病気関係なくイジメはなくなってほしいですけどね。

 

 

 

そして、4~6年生は校外学習、野外活動、修学旅行などのイベントがあります。

こういうイベントって、山登りだったり、長い道歩いたり、階段を上るなどが付きまとうので、基本先生と別の場所でお留守番でした。

イベント気分を味わえるのは夜の泊まる場所のみだったので、イベントを楽しむ事も、思い出を作る事も難しいです。

 

 

 

 

 

ハンデがある子は学校に限らずほんとに我慢することが多いです。

自分に言い聞かせて納得しなきゃいけません。

当時はほんとに悔しかったし、つらかったです。

健康な身体だったらって何度も思ってました。

だからって親を恨んだりはしてません。

どこにぶつければいいか分からない悔しさで泣くこともありました。

 

 

 

なので、私のような心疾患を持ってるお子さんがいる親御さんは、こんなことをもしかしたら考えてるのかも、と頭の片隅にでも置いておいてもらえたらと思います。