今回は、ジョージ・セル指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の
ドヴォルザーク『交響曲第8番』(1969年ライブ)を紹介します
演奏内容だけで説得力があるので、まずは聴いて下さい
セル=チェコ・フィルのドヴォルザーク『交響曲第8番』(1969年ライブ)
第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章
オーケストラが手兵クリーブランド管弦楽団ではなく、チェコ・フィルだったからこそ出た音色の美しさやしなやかさ
セルのスタジオ録音はクールで引き締まった演奏が特徴ですが、ライブでは、最晩年の1970年東京ライブの
モーツァルト『交響曲第40番』、シベリウス『交響曲第2番』等でも解るように、かなり情熱的な演奏をします
セルのドヴォ8といえば、クリーブランド管弦楽団と1958年、及びラスト・レコーディングとなった1970年の2種類のスタジオ録音盤がよく知られています
クリーブランド管弦楽団とは1966年ライブもありますが、国内盤は現時点では無いはず
輸入盤も、さほど出回ってはいませんが、今年5月にATSレーベルからシューベルト『未完成』とのカップリングでまた再発売されたので、入手はしやすいです
今回の1969年チェコ・フィルライブは、2013年に初出のライブ音源として発売されました
既出のセルの同曲演奏の中ではベストでしょう
ターリヒ、アンチェル、ノイマン等チェコ人チェコ・フィル指揮者を含めた、他の指揮者の歴代同曲演奏を含めても、トップを争える出来です
聴き比べ用にリンクを貼っておきます
セルのドヴォ8各種
1966年ライブ。クリーブランド管弦楽団
1951年。コンセルトヘボウ管弦楽団
1958年スタジオ録音。クリーブランド管弦楽団
1970年スタジオ録音。クリーブランド管弦楽団
オマケで、ブロムシュテット=シュターツカペレ・ドレスデンのも
派手さは無いけど、飽きのこない良い演奏です
----------------
小説サイト『エブリスタ』で、自作の小説や歌詞を公開しています📘📚📖
著者名は『SHIN』です
現在公開中の作品は、『カフェ「シュタイン」の音楽日誌 1、2』『仲野区の人々』『クズオとモブオ』『SHIN 歌詞集 111SONGS』の5作品です
ーーーーーーーーーーーーーー
YouTubeチャンネル名『SHIN STEIN』
YouTubeでは、自作曲を含めた歌唱・演奏動画を公開しています
動画左上の丸い自画像部分を押すと、俺のYouTubeチャンネルに飛べます
ーーーーーーーー--------
『古典音律・古楽器・ソルフェジオ周波数音楽の講義や指導』
『楽曲製作、演奏やレッスン』(作詞、作曲、編曲、楽曲分析など)