ITエンジニアの戯言

ITエンジニアの戯言

都内在住ITエンジニアの戯言です。

気楽が一番!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

ふとした瞬間に思い出して、無性に聴きたくなるバンド/アーティストの第27弾。
今回は KIX です。

 

Blow My Fuse -1988-
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KIX で1枚選ぶとしたら、やはり本作4th『Blow My Fuse』だろう。

AC/DC直系とかタテノリとか言われたりする KIX。まぁ米国の80年代型ハード・ロックンロールの典型だと思うんですが、とにかく日本では知名度が低いって印象。
Michael Monroe とか GUNS N' ROSES は人気があると思うんですが、その音楽スタイルを考えれば KIX も人気があって良さそうなんだけどねぇ。

本作収録の"Don't Close Your Eyes"が総合チャートであるBillboard Hot 100で最高位11位をマーク。本作もプラチナを獲得したという、本作はKIXの最大のヒット作。
Steve Whiteman(vo)が語ったところによれば、シングルだけでも50万枚は売れ、クラブからアリーナで演る事が出来る様になったんだとか。

現在ではHair Metalと言われる時代。本作もまた、あの時代を代表する1枚でしょう。

無条件で楽しめるキャッチーなハード・ロックンロールという感じで、アルバムとしても充実している本作。個人的には"Get It While It's Hot"、"Cold Blood"、"Blow My Fuse"、"Dirty Boys"あたりがお気に入りかな。

実は前作3rd『Midnite Dynamite』も興味深いアルバムで、プロデューサーのBeau Hillが関わっており、収録曲の"Bang Bang (Balls of Fire)"にはKip Wingerのクレジットがあったりするんですが、まぁこれは次の機会という事で・・・。

本作を未聴の方はぜひ聴いてみてください。ついでにKIXの再評価もお願いしたいなぁ。

それでは皆様、良いメタルライフを!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

ふとした瞬間に思い出して、無性に聴きたくなるバンド/アーティストの第26弾。
今回は TESLA です。

 

Five Man Acoustical Jam -1990-
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現在ではHair Metalとか言われる、あの時代。まぁ象徴的なのはBON JOVI、METALLICA、GUNS N' ROSESとかだと思うんですが、個人的にはTESLAも結構重要なバンドだったんじゃないかと思ったりします。

まず1st『Mechanical Resonance』と2nd『The Great Radio Controversy』は必聴で、個人的には3rd『Psychotic Supper』も聴いて欲しい感じではあるんですが、今回は本作『Five Man Acoustical Jam』です。

"後のアンプラグド・ブームの先駆け的作品"と言われる訳ですが、HR/HM文脈のバンドがアコースティック主体のLIVEアルバムをリリースするというのは確かに無かったと思うし、MTV Unpluggedの様な類似する企画の後押しになったという気はする。

オリジナル曲だけではなくカバー曲も織り交ぜた構成で、The Beatlesの"We Can Work It Out"やThe Rolling Stonesの"Mother's Little Helper"などを演っているのだが、特筆するべきはFive Man Electrical Bandの"Signs"だろう。
本作のタイトルである"Five Man Acoustical Jam"はFive Man Electrical Bandに敬意を込めたものだが、"Signs"は総合チャートであるBillboard Hot 100でトップ10入りを記録している。

TESLAの最大のヒット曲である"Love Song"も演っているのだが、やはり良い曲だ。Jeff Keith(vo)の良さも改めて痛感。ただ観客が歌ってたりするんだけど、これが本当なのかは解らないけどね・・・。

なかなかに楽しめる本作なので、未聴の方は是非聴いてみて頂きたい。

それでは皆様、良いメタルライフを!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

ふとした瞬間に思い出して、無性に聴きたくなるバンド/アーティストの第25弾。
今回は Def Leppard です。

 

Adrenalize -1992-
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Def Leppard の名作は3rd『Pyromania』か4th『Hysteria』だと思う訳ですが、管理人が1枚選ぶとしたら本作という事になる。

理由は単純。管理人が一番好きな曲である"Tonight"が収録されているから。
"前作『Hysteria』の焼き直し"って意見も一部ではある様ですが、完成度の高さは疑いようもないだろう。

やはり印象的な出来事と言えばSteve Clark(gt)を失うという悲劇である。
Steveの訃報を聴いた時、何だか呪われたバンドの様に思えたのを思い出す。既にRick Allen(dr)が事故で左腕を失うという悲劇に見舞われていたしね。

捨て曲なしで無駄が一切ないという感じの素晴らしい1枚で、収録曲のうち6曲にSteveのクレジットがあり、Steveが優れたソングライターであった事が改めて確認もできる。

お気に入りは"Heaven Is"、"Make Love Like a Man"、"Tonight"、"I Wanna Touch U"、"Tear It Down"といったところ。
ボーナストラックの"Miss You in a Heartbeat"はPhil Collen(gt)が書いた曲で、英国の至宝であるPaul Rodgers(vo)とKenney Jones(dr)による The Law のデビュー作にして唯一作『The Law』にも収録されている。

やはり"Tonight"は、"Love Bites"や"Bringin' On the Heartbreak"と並ぶ名バラードだと思うんだよね。
未聴の方は是非聴いてみて頂きたい。

それでは皆様、良いメタルライフを!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

さて唐突ですが、管理人による2025年最優秀作品の発表です! 栄えある栄冠に輝いたのは・・・・The Switchの『No Way Out』です!

 

No Way Out -2025-
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数々の名曲を生み出した、メロハー界の名ソングライターチームであるTomとJamesのMartin兄弟。そのMartin兄弟が率いる新たなプロジェクト、The Switchのデビュー・アルバムが本作『No Way Out』なのです。

本作は"The Switch"という架空の映画のサウンドトラック。
"Back To The Future"の様に世界を熱狂させた映画であり、その内容は"アメリカ・ツアーに出たバンドが裏社会のマフィアとトラブルに巻き込まれる。運命の残酷ないたずらによって、彼らはギターを致命的な武器へと持ち替え、究極のサバイバルを懸けた戦いに身を投じることになる。"という物語。

架空ですからね、架空。そんな映画ないからね!

確かにアートワークは80年代の映画のサウンドトラックみたいだわな。VHSとか入ってるし・・・。

中二病ですか?って感じもあるが、中身は極上のメロハー!
まぁMartin兄弟だから楽曲が悪い訳はなく、Bobby John(vo)の歌唱も素晴らしい!Bobbyは新人かと思ったが、結構キャリアのある人みたいだね。こんな人がいるなんて知らなかったなぁ。

何となく Def Leppard みたいとか思ったりしてますが、何よりも80年代的な要素が大いに盛り込まれてるところが良い!
アレンジセンスとか音色の選択とか、何をどうしたら80年代っぽく聴こえるか?が良く解ってる感じ。
やり過ぎな感もあるんだけど、今だから新鮮に聴こえる人もいるかも知れない。
ポイントは80年代といっても、メタル系ではなく80年代初頭から中旬のポップス系のセンスであるという事だろう。
Duran Duran とか WHAM! とかさ、異論はあると思うけど、個人的にはこの辺を思わせる感じだなぁ・・・と思う訳です。

次作も楽しみだ!って期待も込めて、本作をNo1に選びました。

他に候補だったのは以下。
・Robin McAuley の『Soulbound』
・Crowne の『Wonderland』
・Lorna Shore の『I Feel the Everblack Festering Within Me』
・Coroner の『Dissonance Theory』

Robin McAuley は最後まで悩んだんだよね。来年の Black Swan の『Paralyzed』に期待してます!
Crowne は前作『Operation Phoenix』の方が良かったかな。
Lorna Shore は個人的に前作『Pain Remains』が衝撃的だった。前作に劣らない傑作ですが、超えてきたら文句なしでしたね。
Coroner の『Dissonance Theory』は凄く良かったんですよ。でも、やはり過去作の方が・・・って思ってしまった。

因みに、Ghost の『Skeleta』と Sleep Token の『Even In Arcadia』は今年を象徴する様な感じだと思ってるけど、個人的な候補には入りませんでした。Sleep Token はかなり面白かったんですけどね・・・。

来年も良いアルバムに出会えると良いな。

それでは皆様、良いメタルライフを!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

ふとした瞬間に思い出して、無性に聴きたくなるバンド/アーティストの第24弾。
今回は Mötley Crüe です。

 

Mötley Crüe -1994-
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"何はともあれ評判悪かったよね"って感じの本作。
Nikki Sixx(ba)も「Mötley Crüeという名前で出すべきではなかった」なんて言ってしまう始末である。

一番の理由は、Vince Neil(vo)じゃなくてJohn Corabi(vo)ってところだろう。
個人的にはJohn Corabiだからこそ作り得た傑作だと思っているんですが、Mötley Crüe=Vinceの声という先入観がある中で、正当な評価が得られなかったのは仕方がない事なのかも知れない。当時の管理人の周りでも、"Vinceじゃない!"って意見が圧倒的に多かったもんなぁ。

もう一つ挙げるとしたら音楽性かな。
同じ事を何度も書いてはいるのだが、当時はグランジ・オルタナ全盛に加えてPantera化が進んでいた頃。Mötley Crüeらしい90年代型のヘヴィ・ロックを示していると思うのだが、時代を後追いしたかの様な印象があった事は否めないだろう。

そんな本作は未だ管理人のお気に入りであり、良く聴く1枚である。
特に冒頭の"Power to the Music"、"Uncle Jack"、"Hooligan's Holidayの3連発は今聴いても格好良い!他にもアコースティックな小曲"Loveshine"、シンプルにロックする"Poison Apple"、キャッチーな"Welcome To The Numb"などもあり、バラエティ豊かな楽曲が収められている。

やっぱり傑作だと思うんですよね。
未聴の方はご一聴ください。

それでは皆様、良いメタルライフを!

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

Ace Frehleyが亡くなってしまった・・・。
心よりご冥福をお祈りします。

 

今回は管理人なりの追悼という事で、KISS脱退後のアルバムをレビュー。
※EPとかカバーアルバムとかは除く。

 

レビュー内容は個人的な主観となっておりますので、予めご了承下さい。

 

Frehley's Comet -1987-
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ソロ名義でタイトルが『Frehley's Comet』なのか、Frehley's Cometというバンド名義なのか、今ひとつ良く解らないKISS脱退後の1枚目。個人的にはソロとして扱われる事が多いという印象だが、ソロバンド?なんて話もあったりする様で、"もうどーでも良くね?"になっている管理人であります。本作は典型的な80年代のHR/HMという感じだが、メロディアスでキャッチーな楽曲が秀逸な高水準の傑作。10曲中6曲はAce、3曲はTod Howarth(gt,vo)が歌っており、1曲はインストという構成。楽曲は基本的にAceだが、"Into the Night"はRuss Ballard、"Something Moved"はTod、"Calling to You"はTodが在籍した707の"Mega Force"の再録。Aceが中心ではあるがワンマンという感じはなく、バラエティに富んだ内容が上手く纏っている侮れない1枚である。

Second Sighting -1988-
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Frehley's Comet名義のKISS脱退後2枚目。前作と同様に80年代という感じではあるのだが、"AceとTodのアルバムの様な仕上がりになった"とAce本人が語っていた様に、Tod Howarthの貢献が大きい本作。本作制作時はツアー直後でAceは新しい曲があまりなかった模様。一方でTodはたくさん曲を書いており、時間も限られていたという事情もあり半分はTodに歌わせたらしい。更にレコーディング中、Aceは体調を崩しており、本来関わるべき部分まで関われなかったとの事。ファンが求めるのはAceな訳で、評判が良くなかったというのも頷ける話ではある。だが本作の内容は決して悪くない。半分を占めるTodの楽曲はメロディアスでフックのある良曲ばかりだし、Aceのキャッチーさも随所に感じる事ができる。ポップ寄りな印象である事は否めないが、水準の高い好盤である。

Trouble Walkin' -1989-
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Ace Frehley名義のKISS脱退後3作目。所属レーベルが作詞と作曲、リードヴォーカルの全てをAceにする事にしたなどの事情によりTod Howarthが脱退し、Richie Scarlet(gt,vo)が加入。元々Richieが脱退して加入したのがTodだったので正確には復帰である。さて本作だが、純度100%!ハード&キャッチー!Ace流のロックが炸裂する傑作となっている。ファン歓喜!これは納得の1枚でしょう。数々の名曲を生み出した全盛期のKISSにおいて、Aceが重要な要だった事が良く解る。Aceはカバーの選曲センスも抜群だが、"Do Ya"はJeff Lynneの曲で、元々はThe Move、後にElectric Light Orchestraでリメイクされた楽曲。
"Hide Your Heart"はPaul StanleyとDesmond Childによる楽曲で、KISSの『Hot in The Shade』にも収録されている。元々Bonnie Tylerに提供された曲だったと思うんだけど、Molly Hatchet、Robin Beckのヴァージョンもあり、聴き比べてみるのも面白い。管理人的には本作がAceの最高傑作である。

Anomaly -2009-
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90年代後半のKISSへの復帰などを経てリリースした、20年振りのソロ活動復帰作。モダンなサウンドとクラシックなフィーリングを絶妙なバランスで融合し、Ace流ロックをアップデート。初めてドロップDチューニングでレコーディングしたり、音に厚みを加える為に7弦ギターを使用したりと、本作は新たな一歩を踏み出す意欲作という印象。楽曲は基本的にAceだが、"Fox on the Run"はSweet、"Outer Space"はShredmillのカバーである。ヘヴィなアプローチもあるが、軽快なポップ寄り、アコースティック基調で内省的なアプローチなどもあり、バラエティに富んでいるのだが、個人的にはやや統一感に欠ける印象がある。ヘヴィにロックする"Foxy & Free"や"Outer Space"などは素直に格好良いと思うので、全体をこのアプローチで統一してくれたら良かったのにと思ったりする。しかしながら、本作が過去作の焼き直しになっていない事は素直に評価したい。

Space Invader -2014-
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前作から5年振りとなった、ソロ活動復帰2作目。キャッチーなアメリカンロック、骨太な70年代ロックのエッセンス、捻りの効いたポップネスなど、Ace流ロックのフルコースと言った感じの本作。前作は楽曲の方向性のバラつきが目立ち、今ひとつ統一感に欠けるという感じだったが、本作はバラエティに富みながら上手く纏っている印象。楽曲も粒揃いで、隙の無い高品質な傑作ではあるのだが、刺激が薄いというのが個人的な感想。安定しているので安心して聴けるのだが、面白味に欠けるといったところか。Aceのファンにとっては極上なのかも知れないが、少なくとも最初に聴くアルバムではないかなぁ。因みに"The Joker"はSteve Miller Bandのカバー。アートワークはKISSの『Destroyer』や『Love Gun』、Rainbowの『Rising』などを描いたKen Kellyである。

Spaceman -2018-
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カバーアルバム『Origins Vol.1』を挟み、オリジナルのアルバムとしては4年振りの本作。ソロ活動40周年と言う事もあり、当初はタイトルを『40 Years Later』にするつもりだったらしいのだが、Gene Simonsの提案で『Spaceman』になったんだとか。"Spaceman"はKISS時代の公式ペルソナだが、何はともあれ直球のタイトルである。本作は懐古主義的な色合いが強く初期KISSを彷彿させるが、感触はまさにあの頃と言う感じ。Aceのギターも往年のアプローチに戻った様に聴こえるのは気のせいだろうか。"Without You I'm Nothing"と"Your Wish Is My Command"はGeneとの共作曲。"Rockin' with the Boys"のコーラスは70年代のアイディアらしい。カバー曲の"I Wanna Go Back"はEddie Moneyのヒット曲だが、Aceは相変わらず選曲センスが良いね。

10,000 Volts-2024-
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2枚目のカバーアルバム『Origins Vol.2』を挟んで、オリジナルのアルバムとしては6年振り。"過去作との最大の違いはSteveとコラボレーションした事"というAceのコメントが全てを表していると言って良い。SteveとはTrixter、Tokyo Motor FistのSteve Brown(gt)の事で、共同プロデューサー兼ソングライターとして本作に大きく貢献している。 Steveは本作について、"Aceのオールラウンドなソングライティングの最高傑作"とコメントしているのだが、本作の1番のポイントは楽曲の充実度だろう。この聴き馴染みの良いポップネスはSteveとのケミストリーから生まれたものだと思うのだが、Aceの新たな魅力を引き出す事に成功しており、これまでとは一味も二味も違うソリッドでクールなアルバムに仕上がっている。残念ながら本作が生前最後のアルバムとなってしまった・・・。

Aceよ安らかに・・・。
それでは皆様、良いメタルライフを!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

ふとした瞬間に思い出して、無性に聴きたくなるバンド/アーティストの第23弾。
今回は Roger Waters です。

 

The Dark Side of the Moon Redux -2023-
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ロック史に燦然と輝く名盤中の名盤であるPink Floydの『The Dark Side of the Moon』。
その制作から50年の時を経て、Roger Watersが再解釈したというのが本作『The Dark Side of the Moon Redux』である。
オリジナルの制作時は29歳だったってのも凄いけど、80歳になって再解釈するって発想も何だか凄いよなぁ。

ただ、過去の名盤・名曲の再レコーディングで良かったヤツって、個人的には全く思い浮かばない。まして『The Dark Side of the Moon』はギネス記録に認定されたりしてる訳で、永遠の金字塔って言うか、伝説的な傑作と言って良いアルバムだ。

美しい過去は、美しいままに。

"Pink Floydでやれることはすべてやり尽くした"ってのが脱退理由じゃなかったっけ?
脱退後、David Gilmourを中心とした新生Pink Floydに激怒して、訴訟にまで発展したんじゃなかったっけ?
今更、余計な事するのは止めて欲しいなぁ・・・ってのが聴く前の思いだった。

まぁ聴かなきゃ良い話なんですが、やっぱり気になって無視できないんだな。
余談だが、"聴くの怖いなぁ"なんて思ったアルバムは、後にも先にも本作くらいだろうな。
ってな感じで、結局聴いた訳です。

多くの人が困惑したんじゃないかと思うんですが、最初に聴いた感想は"何だこれ?"だった。スポークンワードにかなり近い感じで、余計な装飾が削ぎ落とされて、骨組みレベルまで解体されたかの様だ。原型を保つギリギリのラインという感じに聴こえた。

ただ、不思議な事に妙に感性に馴染むんだな、コレが。
個人的な感想にすぎないが、アンビエント的というか、Brian Enoの『Ambient 1: Music for Airports』を聴いた時に感じた感覚に近かった。
Brian Enoはアンビエントについて、"無視できるが同時に興味深い音楽"と言っていたが、そんな感じに思えたのである。
ギリギリ無視できない感じもするから、"アンビエントの数ミリ手前"と表現しておこうかな。

季節は秋な訳ですが、秋の夜長に最適と思う本作である。
管理人はPink Floydも大好きで、『The Dark Side of the Moon』なんて何度も聴いてきました。そんなファンは沢山いると思うんですが、そんな人達にこそ是非聴いて欲しいアルバムですね。
もしも聴いた事がないって場合は・・・やっぱりオリジナルから聴いて欲しいなぁ。

それでは皆様、良いメタルライフを!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

今回はまたもやノーラムさんのお話。
6th『Optimus』でございます。

 

Optimus -2005-
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前作『Slipped into Tomorrow』から約5年振り。再結成 Europe の復活作『Start From The Dark』の楽曲制作と並行して制作された本作。
リリース日は2月23日で、これはノーラムさんの誕生日なのだそう。

早速ではありますが、本作のタイトルについてノーラムさんは次の様に語っている。

いくつか意味があるんだ。
まず、ウプランズ=ヴェスビーにはOptimusvägen(オプティムス通り)っていう道があって、僕はその通りで育ったんだ。"Optimus"という曲もアルバムに入ってるからタイトルにぴったりだと思った。
それに、このアルバムは自分の中では"最適(Optimus)"な作品なんだ。もう少し長ければよかったけどね。書いた曲の多くをEUROPEで使っちゃったから。当初は12曲の予定が10曲になったんだ。
EUROPE の活動と並行してミキシングしてたから時間もなかった。でも“長すぎない”のが良いって反応も多いんだ。今の時代、アルバムは長すぎるって言う人が多いしね。この作品は、何度も聴きたくなるアルバムになったと思う。


"ウプランズ=ヴェスビー"はストックホルム郊外、ノーラムさんの出身地である。
ポイントになるのは"書いた曲の多くをEUROPEで使っちゃったから"の発言でしょう。この辺りについて、もう少しノーラムさんの発言を見てみよう。

いくつかはアコースティック版として完成してたし、いくつかはただのリフだったものを組み合わせた。どれも『Start from the Dark』制作時期に書いた曲だから、同じジャンル、同じスタイルの中にある。
本来ソロ用に書いた曲も EUROPE で気に入られて収録されたんだ。結果的に残ったリフを自分のソロに使った感じだね。
でも残り物ってわけじゃない。ただ EUROPE には少し重すぎたってだけ。個人的には重すぎるなんてことはないけどね。
バンドでは多数決で決めなきゃいけないこともあるから、ソロをやってるとストレス解消にもなるんだ。


さて、本作は 『Start from the Dark』 と兄弟的なアルバムと言って良さそうである。
全体的には重くてヘヴィという印象だが、決して一辺倒な内容ではない。ノーラムさんも"いろんなスタイルを詰め込んでる"と言っており、"One More Time"や"Change Will Come"なんて結構キャッチーな楽曲も収録されている。
感触は確かに(当時の)モダンだが、ベースはピュアな古典的ハード・ロックという感じなので、ルーツ回帰作とも言えるんじゃないかなぁ。
因みにヴォーカルはノーラムさん自身である。

今回、聴き直してみたのだが、オーガニックなロック・アルバムとしては高品質だと思うんだよね。あまり評価は高くないみたいだが、改めて評価されて欲しい1作である。

それでは皆様、良いメタルライフを!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

ふとした瞬間に思い出して、無性に聴きたくなるバンド/アーティストの第22弾。
今回は TNT です。

 

Realized Fantasies -1992-
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TNT と言えば3rd『Tell No Tales』と4th『Intuition』だし、特に『Intuition』は珠玉の名盤であり、"Tonight I'm Falling"は屈指の名曲であると思っている訳ですが、この辺りは既に語り尽くされていると思っているので、今回は5th『Realized Fantasies』にしようかなと。

本作に関して思うのは、とにかく当時の評判は良くなかったという事ですね。

多くの方がブログなどで語られていますが、それまでの北欧的な透明感があまり感じられず、サウンドの感触が変わったなぁという印象。
少なくとも管理人は前作と同じ路線を期待していたので、最初に聴いた時は落胆に近い感じがありました。

また、これは個人的な推測でしかありませんが、タイミングというのも要因だったのではないかと思っています。
同年は、Dream Theater『Images and Words』、Pantera『Vulgar Display of Power』、Rage Against the Machine『Rage Against the Machine』といったエポックメイキングなアルバムのリリースがあった一方で、Megadeth『Countdown to Extinction』、W.A.S.P.『The Crimson Idol』、Bon Jovi『Keep the Faith』、Iron Maiden『Fear of the Dark』、Def Leppard『Adrenalize』などがリリースされている。
ね?なんか凄いでしょ?。

本作を後々聴き直して思った事は、インパクトはないが、なかなかに充実した内容であるという事。
"Tonight I'm Falling"、"10,000 Lovers (In One)"の様な突出した曲はないけど、楽曲のレベルは総じて水準以上。バラエティにも富んでいて、聴き応えのある内容になっている。
冒頭の"Downhill Racer"から"Rain"までの前半は素晴らしく、またレトロな雰囲気のある"Easy Street"なんかは面白い曲だ。正直、ちょっとツメが甘い様な気もしているが"Indian Summer"もお気に入りである。

本作を最後に TNT は解散するが、その後再結成。
再結成後は Shy のTony Mills(Vo)が加入した時期があり、この辺りも面白いのだが、一番興味深いのは1st『TNT』〜3rd『Tell No Tales』まで在籍したDiesel Dahl(dr)が復帰した事である。
Diesel Dahlは TNT を離脱後に Tindrum を結成、なかなかの良作を残している。
機会があれば、この辺りも取り上げたいと思っています。

それでは皆様、良いメタルライフを!

 

IT系の記事を書かないITエンジニアの管理人です。

 

ふとした瞬間に思い出して、無性に聴きたくなるバンド/アーティストの第21弾。
今回は The Outpatience です。

 

Anxious Disease -1996-
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あったねぇ!こんなの。全力で忘れてたわ。
え?何をって?
The Outpatience!ってかWest Arkeen!

Guns N' Roses の"It's So Easy"とか"Yesterdays"にクレジットされてて、主に作曲活動をしてた人。管理人の認識はこの程度。
ちなみにWest ArkeenはThe Outpatienceではギターを弾いております。

West Arkeenの存在を知ったのは、某B!誌に掲載されたAxl Roseのインタビューだったかな。たしか Guns N' Roses が来日した時だったと思うんだけど、そこでAxlは"強力な曲を書いてくるんだけど、歌詞が追いつかない。"という旨の発言をしてたと記憶している。その時にWest Arkeenの名前を出してたと思うんだよね・・・記憶がもの凄く遠いけど。

ちなみにAxlは過去のインタビューで次の様に答えている。

“One in a Million”は、友人のWest Arkeenのアパートにいたときに書いたんだ。彼は、バンドの6人目のメンバーみたいな存在なんだ。彼の家で、退屈してテレビを見ながら座ってるときに書いたんだよ。

いつ頃までの話かは知らないけど、West Arkeenの隣の部屋にはDuff McKaganが住んでいて、West Arkeenの部屋にはAxl Roseが転がり込んでたとか。
The Outpatienceの活動をするに至ったのも、Duffに"自分で何かやったら?"みたいな事を言われたかららしい。

本作の内容はというと、それなりに良い曲が入ったアメリカン・ロックという感じ。
聴く前は、"名曲が詰まった珠玉の傑作なのでは?"ってドキドキしてたんだけどね。まぁ期待値が高すぎたんだね。
今回、改めて聴いてみたんですが、なかなかの良作だった。最初から先入観抜きで聴いてたら、また印象が違ってただろうな。

West Arkeenは本作リリースの翌年、残念ながら亡くなってしまった。
当時、本作は日本でだけリリースされて、海外リリースはもっと後だったとか。

興味のある方は是非ご一聴を。

それでは皆様、良いメタルライフを!