「女性ホルモンは少ないよりも多いほうがいい?」
実は違うんです。以前描きましたが
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2つがあり、両方がバランスよく分泌されることが大切です。
エストロゲンは肌や髪の新陳代謝を促し、女性らしいボディラインを作ります。
しかしエストロゲンが過剰になると、PMS(月経前症候群)、乳がんや子宮体がんのリスクが高まります。そこで重要な役割を果たしているのが、プロゲステロンです。
プロゲステロンは妊娠に関わるホルモンで子宮内膜を柔らかくして妊娠の成立を促します。
妊娠が成立したときは受精卵が育つように水分や栄養分を溜め込んでいます。
生理前に食欲が出たり体重が増えたりするのはこのためなんですね。
そしてエストロゲンの働きが過剰にならないように、ブレーキをかけて暴走を止めてくれます。だからこそ、2つのホルモンのバランスが重要になります。
卵巣で多くのエストロゲンやプロゲステロンが作られますが、副腎でも作られます。
コルチゾールを無駄遣いするとプロゲステロンがコルチゾールに変換されてプロゲステロンの量が減ってしまいます。そうなるのどうしてもエストロゲンが優位になってしまいます。
先ほど描いた通りエストロゲン優位はPMSや乳がんや子宮体がんのリスクが高まります。
すなわちPMS(月経前症候群)がある方は乳がんや子宮体がんになる可能性があるということなので、症状のある方は早めに食生活の改善が必要です。
コルチゾールを無駄遣いしないためには
① 甘いものや小麦の摂りすぎに注意する
② 精神的ストレスを溜め込まない
③ 貧血を解消する食事を意識する(酸素不足はストレス)
④ 肩こりや腰痛などを軽減するよう身体のメンテナンスをする(肉体的ストレス)
などなど。
ちなみに④の肉体的ストレスを軽減するには
「LCFテクニック™️」が最適ですね♪
ちなみにコルチゾール合成に必要な栄養素はタンパク質、ビタミンC、ビタミンB群、亜鉛です。大豆やゴマ、きのこ類などに多く含まれます。
特に女性の方はしっかりとこれらを摂って下さいね!


