貧血はめまいや立ちくらみを起こしやすいくらいのイメージで捉えている方が多いと思いますが、貧血はいち早く改善を目指さないと大きな病気へと繋がってしまうんです。
貧血は
「血液の量が薄くて血が薄い」
ということ。
例えば血液の中の赤血球の大切な役割が「運搬機能」
酸素や鉄を身体全体に送り届けないといけないんです。
まず貧血で血液が少ないと
酸素が全身に運べない→酸素不足になってエネルギーが作れない→手っ取り早くエネルギーを作るために糖を摂りたくなる→糖質過多になる
という訳です。
糖質過多が何故良くないかというと糖質の高い高GI食品(甘いものやパンや麺類などの小麦食品)を摂ると血糖値が急上昇してすい臓からインスリンという血糖値を下げるホルモンが大量に分泌されます。
すると今度は下がった血糖値を上げようと血糖値を上げるホルモンであるコルチゾールやアドレナリンというホルモンが大量に分泌されます。
高GI食品を食べ続けていくとこれが繰り返されて脳が血糖値を上げ下げするホルモンを作る司令ばかりを出すようになるんですね。
本来ならホルモンは女性ホルモンや甲状腺ホルモン、成長ホルモンなど重要ホルモンをたくさん作らないといけないのにそれが後回しにされてしまう感じなんですね。
特に女性が生理痛やPMS、更年期や子宮筋腫、不妊などに悩む理由としてこういった食生活に原因があると言われています。
最初に描いた「貧血」はこれらの入り口になります。女性は月経があるので間違いなくほとんどの方が貧血です。自覚がない「隠れ貧血」の方も多くいらっしゃいます。
貧血を改善出来るのは血液を作る材料であるタンパク質と
「鉄、銅、亜鉛、ビタミンB12、葉酸」(*≧∀≦*)
といったビタミンとミネラルを含む食事をしっかりと摂ること。
これらは魚や貝類、ゴマなどのタネ類、ワカメなどの海藻類、椎茸などのキノコ類に多く含まれています。
意識的に摂るようにしましょうね!

