大峯奥駈道の最終行程、玉置神社から熊野本宮大社までを歩いてきました。これで、山上ヶ岳の女人禁制部分を除いて、大峯奥駈道の全行程、約90kmを踏破したことになります。一度に全行程を歩き切る方もみえますが、私たちは、行程を4分割し、初夏から晩秋にかけて歩きました。前泊、後泊含めて15日間かかりました。命湧き上がる初夏と紅葉散る晩秋では、全く違った奥駈道の印象がありました。長く苦しい修行の道でしたが、完歩できてとても良かったと思います。

 

十津川温泉にある行者民宿・太陽の湯さんに前泊しました。

玉置神社まで送迎つき。ほんとうにお世話になりました。

早朝5時半に宿を出発。宿の車で玉置神社まで送っていただきました。

ここは、出発地点の玉置神社駐車場です。

終日、雨の予報で、既にけっこうな降り。覚悟を決めて出発しました。

 

玉置神社から少し降りたところにある犬吠桧。

 

玉置辻です。車道にクロスします。

標識の意味を勘違いし、車道を降りてしまい、約15分のロス。

 

本日の最高地点、大森山(1078m)。

 

その先の大水の森。ここに三角点がありました。

 

さらに五大尊岳(825m)へ。

 

6番靡・金剛多和へ下ります。(本日の行程の中間地点)

 

5番靡・大黒天神岳(574m)

 

霧間から右手(西方向)に熊野川が見えました。

 

玉置神社から熊野本宮社までのイラスト図がありました。

 

吹越山(325m)

 

大斎原の大鳥居が見えました。

 

備崎の橋のたもとにありました。

ここは、逆峯の終点ですが、順峯の始点でもあります。

 

備崎の橋を渡ります。ゴールは近いですが、かなり時間がおしてます。

熊野本宮大社の参拝は、明日にして、湯の峰温泉へバスで移動しました。

 

湯の峰温泉の旅館「あづまや」に投宿しました。

 

見事な料理です。

 

翌日、熊野本宮大社に参拝しました。

 

その後、産田社(うぶたしゃ)と大斎原(おおゆのはら)に参拝し、熊野川に足を浸して、渡渉の真似事をしてみました。

やはり、足裏は痛かったです。
熊野本宮大社から十津川温泉までバスで移動し、ハイエースにて名古屋へ帰りました。