大晦日の日、家族で紅白歌合戦を観るというのが
我家では毎年恒例になっています。

昨年の紅白歌合戦で私が印象に残ったのは
テノール歌手の秋川雅史さんが歌った「千の風になって」でした。

この歌の詩は作者不明です。
2002年9月11日ニューヨークのテロから1年目の追悼式でも
犠牲者の娘さんが朗読されたそうです。

けっこう有名な詩らしいのですが、
私はめだか2号店に置いてある「千の風になって CDブック」を読んで
初めて知りました。

この本には、新井満さんがどのようにしてこの詩と出会い
曲をつけて歌を歌うことになったのかが書かれています。
そしてこの詩と出会った人たちのエピソードが綴られています。

それを読んで、それぞれのドラマがあるなあと思わずウルウルしました。
たった12行の詩が多くの人の励まし、慰めになっているのかとビックリしました。

めだか2号店に来られた時、「千の風になって」を手にとって読んでみてください。
ふっと心が和らぎます。