どこかに残ってないかなとずっと探していた音源データも見つかりました。
DTMというパソコンで音楽作ったり演奏したりするのにはまっていたころがありました。
自分で作曲するセンスはなかったので、賛美の歌の楽譜を打ち込んで、アレンジを加えていくというのをやっていました。
ちょうど、どういうわけか会衆内で集会の時に歌う賛美の歌をハモるのが流行って、週1回くらい集まって練習したりしていました。
そのハモリの練習用に、パソコンに打ち込んで演奏させた音源を私が作って、デモテープみたいにしてみんなに配ったりしてました。
そのころ会衆内のある姉妹が「こんなのがあるよ」って言って貸してくれたCDがありました。
賛美の歌がちょっとかっこよくアレンジされていて、それがCD-Rに録音されたものでした。
歌はたぶんドイツ語だと思います。
(学生時代、第2外国語がドイツ語でした)
そのCD音源をコピーしていたはずで、それがどこかに残ってないかなと、ずっと探していたのです。
最近、本格的にデータの発掘作業をやって、そのデータをやっとのことで探し当てました!
せっかくなのでダイジェスト版の動画を作りました。
曲にまつわるエピソードとかも入れてるので、よろしければ見てみてください。
これ聞いたことがあるっていう人いませんか?
そう言えば賛美の歌の歌詞ってすごく古めかしい言い回しでしたね。
普段使わない言葉だからこそ、日常とは一段上の高いところにあるって感じがして、大事にしなきゃいけない崇高なものだって感じられたと思うんです。
今はそれも変わってしまって、なんだかそこら辺の歌と変わらない手垢にまみれた歌詞になってしまいました。
賛美歌ってこんなんでいいんでしょうかね。
賛美の歌で古風な言い回しに慣れていたので、中学に入って古文習った時にすっと頭に入ってきました。
「なんじ」って別に時間を聞かれているわけではないし、「○○せん」は「○○しない」ではなくて「○○しよう」って意味だとかなんとなくつかめてしまう。
2世あるあるじゃないでしょうか。
これからの2世はそれができなくなってしまうんですね。
なんか残念です。
実は先ほどのCDを借りたしばらく後に、王国宣教にこんな記事が載りました。
■ 現在エホバの証人の間で広まっている,ポピュラーソング風にアレンジされた王国の歌を組織は承認しているか,という問い合わせの電話を多くの奉仕者から受けています。そのようなものについて知っていますが,承認してはいないことをお伝えしたいと思います。そのようなものを広めたり,インターネットからダウンロードしたりしないでください。この情報によって問題が明確になることを確信しています。<王国宣教2005年3月号3ページ「発表」>
あのCDのことかもと思いました。
意外と広まってたんですね。
なので、MDにコピーして個人的には聞いていましたが、他の人に聞かせることはありませんでした。
YouTubeにアップするのは…。
ま、20年近く前の記事だし、最近は現役さんも賛美の歌弾いてみた・歌ってみた系の動画上げてるからいいでしょ。
だいたい今は協会自体が賛美の歌をポピュラーソング風にアレンジしちゃってるし。