6月下旬、久しぶりに札幌に業務出張、せっかくの機会なので1日お休みをいただき、前から行ってみたいと思っていた大倉山シャンツェに行って来ました。

行かれた事のない方に行き方をご説明しますと、札幌市内から地下鉄東西線で西に向かい、円山公園駅で降りてそこから大倉山シャンツェ行きのバスです。都心から円山公園まで10分程度、バスで18分なので気軽に行ける距離です。


バスを降りた瞬間目に入ったのは圧巻のジャンプ台。




そしてまず迎えてくれたのは1972年の札幌オリンピックのテーマ曲「虹と雪のバラード」の歌詞の石碑でした。



にーじのーー  ちーへいをー あーゆーみーでーてーー


1972年、私は小学校2年生でしたが今も覚えています。


上に上がるのはリフト、オリンピック博物館の入場券とセットで1,300円。(別々に買うと合計1,500円なのでセット券は200円お得です)



リフトは向かって左側です。



横から見た着地面、角度は最大37度です。向こうはテレビにもよく映る観客席ですね。



そしてこれもよくテレビに映る審判員がいるビルです。ここで飛型点の採点をするのでしょう。


山頂に到着、展望台に上り上から見た光景がサムネイル写真です。



この写真はシャンツェそのものというよりも市街を撮ったもの。拡大していただくと正面少し左に大通公園、テレビ塔が見えます。大通公園とジャンプ台は平行しているのです。




シャンツェ到着は午前10時過ぎでしたが既に気温は27度超え、ソフトクリームをいただきました。生ビールやカレーもありました。



しばし景色を堪能した後、下に降りてオリンピック博物館へ。


ここにも「虹と雪のバラード」の歌詞が、そしてこのユニフォームはあの日の丸飛行隊のユニフォームですね。70m級ジャンプ(今のノーマルヒル)の笠谷、金野、青地の表彰台独占の時のユニフォームです。


1972年2月、競技は昼間に行われましたが小学校の教室で生放送をテレビで見せてくれました。




この時の写真は当然のごとくありました。


札幌五輪とは関係ありませんがノルディック複合の団体金メダルの写真もありました。






ジャンプ台の断面図もありました。


斜度はアプローチが最大36度、着地面が最大37度です。




メートル札は145mまでありましたがその先も結構長いと感じました。安全を考えると当然ですね。



これは市内の大通公園の一本南の通りで撮ったものです。ちょうど正面に大倉山シャンツェが見えますね。


札幌に行かれた際は是非大倉山まで足を伸ばしてはいかがでしょうか。私は次は絶対ジャンプを観にくるという思いを強くしました。人生でやりたい事がひとつ増えました。