真解鑑定師 藤田恭子です。


「やってしまった〜😱」
朝から焦りました。


書道教室のお世話係をしている私は、
お稽古を欠席された方へ
テキストなどを送る事もしています。


その送ったはずのテキストが朝、
宛先不明で返されてしまいました。


テキストなら、
もう一度送りなおせばいいのですが、
その中に期日までに提出しないといけない
大切な作品も入っていたのです。


本来は、講師に添削された作品を、
お稽古中に受け取り清書して
その場で提出するのですが


欠席された方は、
添削された作品は郵便で受け取り、
ご自身で清書して、ご本人から
また違う担当者へ期日までに
送ってもらうのです。


ややこしいシステムですが、
送り漏れがあると、
少し厄介な事になってしまうのです。


私は送ったらお役目は終了!
だったのに、戻って来てしまった!
どうしようガーン💦


「作品提出の期限がいつなのか?」
「まだ間に合うのか?」
朝の出勤前の仕度で忙しいから、
余計に焦ります。


とりあえず、最終提出先の担当者に
電話し確認したところ、期日は月末なので
まだ間に合うという事を知りホッと安堵。


やっと、気持ちが落ち着いて
再配送の段取りをして、出勤しました。


「やってしまった〜!」と
思った瞬間に私は…


「だいたい、この作品送りは私の役目じゃないのに!」
「何でも、押し付けるし‼︎」
「それにしても稽古、休み過ぎじゃない!」
と愚痴、文句が出できた〜!


キタキタ来たーー❗️
私の暗黒性!
これが慢心の初動かー!


そう、これを放っておくと
更にエスカレートして愚痴が溢れて
怒り爆発💢になる。


そもそも、私が宛名を書き間違えたのが
原因なのに、外に犯人を見つけて、
その犯人のせいにしようとしていました。
危なかった〜!


人は七つの慢心を持っています。
ふとした瞬間、自分の自惚れがニョキニョキと顔を出し、大暴れするのです。


七つの慢心とは
1.慢 (まん)
自分より劣った相手に対して自惚れる心。

2.過慢(かまん)
自分と同じ程度の相手に対し、自分が上だと自惚れる心。

3.慢過慢(まんかまん)
自分の方が劣っていても、相手を認めず都合のいい事を持ち出し自分を上にする心

4.我慢(がまん)
他人を見下す心
(一般的な忍耐ではない。)

5.増上慢(ぞうじょうまん)
悟っていないのに、自分は悟ったと自惚れる心
「あの人はあんな人だから」と分かってないなに、分かった風に言う心

6.卑下慢(ひげまん)
自分を卑下しながらも、本当は自惚れている心。
「そんな事ないよ」と言ってもらおうとする心。

7.邪慢(じゃまん)
自分の過ちに気づいても意見を通そうとする心
謝らない心


思い当たるところ、ないですか?


これらが、どんな時に顔を出すのか?
よーく心を観ていないと、
慢心が暴れ出すのです。


この慢心は、なくならない。
だからこそ、七慢の働きを知り、
きちっと自分の心の動きを観て
慢心が働きそうになるその初めの心を
捉えるのです。


この時の私は「邪慢」だったと思います。
私が宛名を間違ったのにも関わらず、
『この私が間違う訳がない!』
という自惚れと


『間違ったのは、あの人がこうしたから!』
と他人に責任をなすりつけるような
心になってしまった💦
最悪ー💀


この七慢について、数日前にお勉強会で
学んでいたばっかりだったので
「今、慢心が働いた」
と気づくことが出来ました。


慢心は、人間の煩悩。
だから、なくならない。
けれど、慢心があるという事を知り、
心をちゃんと観て 
今、慢心が動きそうになった心を
キャッチする。


ちゃんと気づけば止められます。
知ったら止められます。


学ぶ事って本当に大切だと思います。
知っていたら何とか留まる事が出来るのです。


誰の中にも慢心はあります。
『私には当てはまらないわ』
そう思ったあなた、
その心が慢心ですよ😁







今まで教えてもらった事のない心の事を学べる学問です。


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