【短歌アート】
薫風に そよぐ空き地の 雑草の
夕化粧一つ 見つけた黄昏
by恭子
かなり久しぶりのブログになってしまいました💦
これからも、少しずつですがブログをアップしていきますので、今後ともよろしくお願いします🙇🏻
真解鑑定師の藤田恭子です。
「夕化粧」という艶っぽい名前の雑草がとても好き。
名前の艶やかさからは、
想像出来ない程、可憐な花なんです。
四月の終わりから五月の中頃まで見かけていたのに、最近は見かけなくなりました。
何故か、この花に惹かれる自分がいます。
華やかでもなんでもない花ですが、そこに咲いているだけで、心穏やかで笑顔になれます。
「咲」という字はもともとは
口へんに笑と書くそうです。
「口笑」これが現在の「咲」となったとか。
花が咲いている様子は
「笑っている」状態なんです。
夕化粧は空き地にひょっこりと
可愛い花を咲かせます。
まさに、どんな場所でも、どんなに踏まれても
どんなに日陰でも、そこで咲いて笑っている。
自分自身の置かれた状況を嘆く訳でもなく、
愚痴ったり、拗ねたりしない。
ただただ、そこで笑っている。
自分の今の状況を受け入れ、
優しく笑っていられる。
そして、周りの人も笑顔にする。
そんな人になりたいと思います。
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