センターにいること | 今村 真 blog【スキーレッスン】

今村 真 blog【スキーレッスン】

岩手発。オールシーズンでスキーレッスンを展開しています。

トップからターンに入り

テール側でターンから抜ける。





あくまで私自身の場合なので

それを前提に読んで頂けると幸いですが



















ターンに入る時は外足の小指側を反らした状態でターン入り

その際、親指側で雪面を握り

ターンに入っていきます。

この時の外足の足首の使い方は

身体の真下で板の向きを変えていくような滑りと

例えば大会の時のような滑りとでは

使い方を変えていますが

基本的には小指側を反らした状態で

親指側で雪面を握りながら

ターンに入っていきます。



















足の指先5本全てを反らしたままターンに入っていく、という方にも

時々お会いしますが

『それをやると、トップが噛まない=トップからターンに入れない』

『一般レベルでそれをやると、後傾になりやすかったり、スネがゆるみやすい』というのが

私自身の考えです。

これは普段レッスンをしていて

とても痛感することです。






















私自身の感覚の中では

指先5本全てを反らせるような操作は一切なく

指先は基本的に接雪していて、センターに乗っています。

接雪した中で、ターンに入っていく際は親指側を握り

ターンから抜け出す時は足首の角度がゆるまない範囲で後ろを使い

ターンから抜けだすようにしていますが

センターに自分が乗っているのをキープしたまま

それらを行なっていくような感覚があります。

それくらい、移動の範囲は微々たるものです。



















センターに自分がいないと

前に行き過ぎたり、後ろに行き過ぎたりします。

例えばターンから抜け出す時に

踏んでいる外足を前に送りすぎて

すっぽ抜けて、ブーツの後ろにふくらはぎが当たるような

そういったミスは、しないように心掛けています。

レッスンしていると思うことなのですが

ふくらはぎをブーツに当てながらターンから抜け出すのが『カカトを使うこと』だと

認識している方もいらっしゃいます。

ですが、それは極端にやりすぎていると思います。




















まず自分が、センターに乗れていないことには

何も始まりません。