2022年10月23日(日)は、南アルプス市の隣、甲斐市にある昇仙峡に行ってきました。
ただ昇仙峡を歩くだけだと物足りないので、昇仙峡の右岸にある羅漢寺山も含めて登ってきました。
GPSログです。昇仙峡の入口にある天神森の市営駐車場(無料)に車を止めて、白砂山、羅漢寺山と巡り、昇仙峡に下ったあと、渓谷を眺めながら下る、時計回りのルートです。
歩行距離:13.0km
累積標高差:±880m
コースタイム:天神森(7:10)→太刀の抜け石(8:20)→白砂山(9:05)→羅漢寺山(10:00)→ロープウェイ山麓駅(10:50)→天神森(12:30)
朝日がさす前の昇仙峡。陽があたってからのほうが綺麗なので、山に登ってから帰りに渓谷美を楽しむことにします。
駐車場から長澤橋を渡ったところに登山道があります。
植林地帯と自然林の混ざった登山道をジグザグに登って標高を稼ぎます。
途中には栗がたくさん落ちていました。
稜線まで登り切るとすぐに「太刀の抜け石」
岩場から見る富士山が水墨画のような美しさです。
太刀の抜け石から白砂山の間にある白山展望台からは南アルプスが一望です。
甲斐駒ヶ岳のアップ。
鳳凰三山のアップです。来年の夏にはあの稜線を縦走したいと思っています。
さらに北に目をやると深田久弥終焉の地、茅ヶ岳です。
登山開始から2時間弱で白砂山に到着。ここから見る富士山も美しいです。
隣にはこれから登る羅漢寺山。すごい岩場です。
ロープウェイ山頂駅には八雲神社がありました。登山の安全をお願いしました。
神社から15分で羅漢寺山の山頂に到着。三角点には賽銭がたくさん。ご利益あるんでしょうか?
ここからの展望も最高です。南アルプス北部の山々。
南アルプス南部の山々。北岳や間ノ岳は雲がかかって見えませんでしたが、甲府盆地の先に圧倒的に聳える山々は迫力があります。
北に目をやると金峰山。
その横には茅ヶ岳。
先程登っていた白砂山です。
さて羅漢寺山からの展望を楽しんだあと「麦坂道」を下山します。
ジグザグの植林地帯の登山道を30分で下山しました。
といつもだとここでブログ終了なのですが、今日はこれから駐車場まで昇仙峡の渓谷美を楽しみながら歩きます。
まずは昇仙峡で一番大きな仙娥滝です。滝壺には虹が掛かっていました。
昇仙峡は両側に切り立った岩峰が続いていて迫力があります。
見上げるような高さの覚円峰。
V字谷の中に様々な岩峰が聳えています。
良い眺めです。
ほんのり紅葉した木々がアクセントです。
全山紅葉した時は素晴らしく綺麗らしいですが、人出もすごいとのことなので、これくらいの塩梅が丁度いいです(*^^*)
日本離れな(中国っぽい)風景が続きます。
大佛岩だそうです。見上げるとたしかに座禅を組んだ大仏様のようでした。
距離約6kmの渓谷美を楽しみながら下山しました。
5時間20分で羅漢寺山、昇仙峡をぐるっと1周しました。
天気は晴天、気温も丁度いい絶好の登山日和の中、山頂からの展望と昇仙峡の展望を楽しんだ1日となりました。