5月3日に須磨浦公園から新神戸駅まで歩いて、今日は残りの東半分、新神戸駅から宝塚までを歩きます。
二日目のコースタイム
新神戸駅(6:20)→市ケ原(7:10)→摩耶山(8:50)→六甲ガーデンテラス(11:00)→六甲山最高峰(12:00)→塩尾寺(15:20)→宝塚駅(16:20)
まずは新神戸駅から全山縦走路の市ケ原まで戻ります。途中の布引貯水池と新緑が綺麗でした。
市ケ原から縦走再開です。
市ケ原から川沿いの道を少し歩いてから摩耶山の登りに取り付きます。
ここから摩耶山(690m)までの登りが全山縦走路の中で第二の関門と言われています。
しかし菊水山より急登ではなく、平坦な登山道も交互に現れるのでペースよく登っていきます。
ただ一日で縦走するのならルート後半でこの標高差の登りはキツイと思います。
石の階段が現れると山頂はすぐそこ。
摩耶山の山頂は広い公園(掬星台)になっています。
そしてここからの眺めは最高!!神戸市内が一望です。
赤いポートタワーと神戸港もハッキリとわかります。
そしてここで大休憩。自動販売機があるのは助かります(*^^*)
摩耶山から六甲ガーデンテラスにかけては明治時代からリゾートとして栄えた場所。
縦走路もホテルや保養施設、別荘などの間を抜けていきます。
六甲ガーデンテラスまで遠いなあ・・・
途中にある三国池、ツツジが湖面に映えて綺麗でした。
縦走路は歩道のない車道を歩くところもあるので注意が必要。今日は特にゴールデンウィークで車の往来が激しかったです。
ゴルフ場の中を抜けるところもあります。ちなみにこの「神戸ゴルフ倶楽部」日本最古のゴルフ場だそうです。
摩耶山から2時間で六甲ガーデンテラスに到着。ここからの眺めも素晴らしかったです。
六甲山の東側まで来たので大阪の市街地も見えてきました。
ここから六甲山の最高峰を目指します。真ん中の電波塔が立っているところが最高峰です。
このあたりは縦走路と車道が交差するように並走しているので車道を渡るときは要注意です。
ツツジと青い空と海、そして街並みが絵画のように綺麗でした。
そしてついに六甲山最高峰(931.3m)に到着です。
登山開始から6時間、一日目を含めると15時間掛かって到着しました.
歩いてきた六甲山の山並み。
大阪市街地の眺め。
大阪ドームとあべのハルカスもよく見えました。
山頂直下にある一軒茶屋で大休憩。やっぱり自販機は助かります。(*^^*)
今日の行動食も一日目と同じくウィダーインゼリー1個と小さなあんぱんが5つでした。
意外と山では省燃費なのかな?
さて山頂で喜びを感じていますが、六甲全山縦走は宝塚までたどり着いてはじめてゴールです。
残り14.8km気合を入れ直して歩きます。
最高峰から10分ほど歩くと車道から別れて宝塚へ下る登山道へ入ります。
ここからはエスケープできない1本道です。
急なところと緩やかなところが交互に続きますが、基本的には緩めの登山道が続きます。
黙々と下ること3時間で塩尾寺に到着しました。
ここで安全登山させてくれた感謝の気持ちをお祈りしました。
ここからは宝塚駅まで車道歩きになるのですが、これが意外と長い。
目の前に街並みが広がったときにはほっとしました。
赤い屋根は宝塚歌劇の大劇場です。
そしてついに六甲全山縦走のゴール宝塚駅に到着しました!!
今日一日で10時間、一日目も含めると18時間かかりました。
一日で全山縦走するタイムが平均で14~15時間と言うことなので、自分の実力ではまだまだのようです。
しかし加藤文太郎が歩いた憧れのルートを、二日かけてとは言え完走することが出来て達成感でいっぱいです。
去年登った富士山より達成感がありました。
歩いてる途中は「なんでこんなにしんどいことを・・・」と思いつつも、ゴールすればすべて吹き飛びますね。
ちなみに一日目と二日目どちらがキツかったかと言うと、一日目のほうがキツかったです。
一日目は山に登っては市街地に降りまた登るというアップダウンの多さに体力を奪われました。
二日目のほうが距離は長いですが、摩耶山まで登りきってしまえばあとは緩やかな登山道が続くので体への負荷は少なかったです。
そして今回の運動結果はこちら。
一日目
二日目
すべての面において記録更新です。
一日の記録でここまでの数値が出る山はなかなか無いんじゃないかと思います。
それくらいタフでしたが達成感と満足感でいっぱいな山旅でした。