またまた約1ヶ月ぶりのご無沙汰でした。
この8月9月は週末になると天気が悪くなるパターンが続きましたね。
と言い訳は置いといて^^;、

2016年10月10日(月)は甲武信ヶ岳に登ってきました。
甲武信ヶ岳は名前の通り、甲州(山梨県)・武州(埼玉県)・信州(長野県)の県境となっている山です。
長野県側は日本一の大河信濃川(長野県では千曲川)の源流となっています。

GPSログです。長野県側の毛木平を起点として、千曲川源流を経由して甲武信ヶ岳を往復すルートです。
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コースタイム
毛木平(7:00)→ナメ滝(8:40)→千曲川源流(9:45)→甲武信ヶ岳(10:30)→甲武信小屋(10:45着-11:10発)→甲武信ヶ岳(11:30)→千曲川源流(12:05)→ナメ滝(13:00)→毛木平(14:40)

毛木平の駐車場は混み合うことで有名ですが、今回は5時30分に到着して残り1台分に停めることができました。到着後1時間ほど仮眠してから出発しました。
登山口にはトイレあり、登山届ポストありです。水場は飲めるかどうかわかりませんでした。
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まずは木々がほんのりと色づいた林道を歩いてきます。
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カラマツが広がる登山道。
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ところどころ色付いた木々があります。
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谷を遡っていく登山道ですが、ナメ滝までは意外と水際を通る場所は少なく拍子抜け・・・
しかし水際に降りると素晴らしい渓谷が広がります。
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千曲川源流の美しい流れです。
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シャッタースピード1/6、手持ちでギリギリぶれない設定で撮影しました。

途中のナメ滝で大休憩。行動食(ウィダーインゼリー)もこの景色の中で飲むと絶品!?です。
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あたりは全面苔むした森が広がります。その中を流れる小川と合わせて庭園のようです。
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ナメ滝から千曲川源流まで渡渉が2回あります。どちらも木橋が渡してあるので問題ありません。
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源流が近づくと水線が細くなっていきます。だんだんそれっぽい雰囲気になってきました。
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そして登山開始から2時間45分で千曲川源流に到着。
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この木の根元から湧いている水が、新潟県に至る日本一の大河信濃川の一滴かと思うと感慨深いですね。
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ここで2回目の大休憩。

登山口からここまではなだらかな登山道が続きますが、ここから稜線までが胸突き八丁、きつい登りが続きます。
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20分ほど登ると奥秩父山塊の主稜線に出ます。
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ここから山頂まではもう少し。
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山頂碑や人影も目視できます。
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山頂手前は岩場になっているので落石に注意しながら慎重に登ります。
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登山開始から3時間30分で甲武信ヶ岳の山頂に到着!!
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ですが・・・山頂はガスガスでなんにも見えませんでした^^;
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そして山頂からさらに先、一旦下って甲武信小屋で昼食としました。
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何故甲武信小屋まで来たかというと、2013年7月に山梨県側から「釜ノ沢東俣」を遡行してここまで来たのですが、山頂まで行く元気がなくここから徳ちゃん新道を下ったのでした。標高差100m弱を残して甲武信ヶ岳は未踏だったのです。
これで無事甲武信ヶ岳の山梨側と長野側が繋がりました(*^_^*)

下りはのんびりと来た道を戻りました。紅葉のナメ滝です。
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午後2時ぐらいですが、随分と陽が斜めに差し込むようになりました。季節の移ろいは早いですね。
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往復7時間40分で毛木平に戻りました。
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いつかこの目で見たいと思っていた千曲川源流の地に立つことができ、また未踏だった甲武信ヶ岳に登ることができて達成感でいっぱいの山行でした。