6月18日(土)は頸城山塊の最高峰、火打山に登ってきました。
GPSログです。麓の笹ヶ峰をスタートし、高谷池ヒュッテを経由して火打山を往復するルートです。
往復18km、標高差±1,200mの長丁場です。
コースタイム
笹ヶ峰(6:45)→黒沢橋(7:25)→富士見平(8:35)→高谷池ヒュッテ(9:20)→火打山(10:50)→高谷池ヒュッテ(12:15)→富士見平(13:15)→黒沢橋(14:20)→笹ヶ峰(15:10)
笹ヶ峰の駐車場に車を停めて登山スタート。登山口にはトイレと登山届BOXがあります。
水は飲用不可でした。
黒沢橋までは木道が続く緩やかな登りが続きます。
登山道には1kmごとに道標が立っています。9km遠いなあ・・・
黒沢橋を渡ります。ここ沢水ですが、水場マークが付いています。
プラティパスに1Lほど補給して飲みましたが、問題なかったので大丈夫でしょう。
黒沢橋を渡ってしばらく進むと十二曲りに入ります。
その名の通り登山道は12回折り返して急登を登っていきます。
しかし十二曲りは意外とあっさり登れていまします。
十二曲りよりそこから富士見平までの登りがキツイです。
しかし標高を上げていくと展望も良くなります。北アルプス白馬岳。中央が白馬大雪渓です。
登山開始から2時間弱で富士見平に到着。名前とは裏腹に展望は効きません。
ここから黒沢岳を巻くようにトラバース道に入ります。
足元にはハクサンコザクラ。ここから天狗の庭まで沢山咲いていました。
そしていよいよ真打ち、火打山と焼山が見えてきました!!
焼山の噴煙の様子は・・・今日は大人しいですね。ちなみに半径1km以内は立ち入り禁止です。
足元には透き通るようなサンカヨウの花が咲いていました。
振り返るとどっしりとした高妻山。
こちらは未踏なので早いうちに登りたいですね。かなりの急勾配らしいですが^^;
そして登山口から2時間30分強で高谷池ヒュッテに到着。
ウィダーインゼリーで小休憩です。
小屋前は高谷池の広がる見事なロケーション。
高谷池ヒュッテから天狗の庭に向かいます。
足元にはハクサンコザクラやアオノツガザクラが沢山咲いていました。
そして天狗の庭に到着。
ミネザクラがまだ咲いていましたよ。
逆さ火打もバッチリ撮影。この景色を撮りたかったので満足度100%です。
山頂はすぐそこに見えますが、ここからさらに1時間の登りが続きます。
天狗の庭を見下ろす。残雪に池塘が広がる素晴らしい光景です。
火打山の山頂が近づいて来ました。最後の登りが脚にきます。
足元のお花畑が心を癒やしてくれます。
ショウジョウバカマ。
山頂直下の急登を登り切って、火打山の山頂に到着。登山開始から約4時間でした。
展望は360度の大展望です。
影火打、焼山、金山に続く稜線とその奥に北アルプスの山々。
焼岳とその左側に雨飾山。
高妻山。
最後にガスの湧く妙高山です。
山頂でおにぎりを食べながら15分ほど休憩して、下山します。
天狗の庭に向かって急降下。
残雪に池塘が広がる姿、いやあ本当に天上の楽園です。
高谷池ヒュッテとテント場も絶妙な位置に立っています。今度はテン泊で登ってみようかな?
高谷池ヒュッテの水場(煮沸必要)で水を補給して、カップラーメンで遅い昼食にしました。
20分ほど休憩して下りに取り掛かります。
新緑が眩しい登山道を進みます。
最後に火打山と焼山の景色を目に焼き付けます。
黙々と下っている途中にイワカガミが咲いていると、なんだかホッとしますね。
高谷池ヒュッテから2時間30分で黒沢橋まで下山しました。
さらに延々と続く木道を下って笹ヶ峰に下山しました。
休憩込みで約8時間30分のなかなかタフなコースでした。
しかし火打山と焼山がならんで聳えるその姿、天狗の庭の池塘の数々はここでしか味わえない貴重な体験でした。
特に天狗の庭から見た残雪の残る火打山の姿に感動した登山でした。