2024年8月3日(土)・4日(日)は山梨県富士河口湖町にある「CAMP AKAIKE(キャンプあかいけ)」で友人とキャンプを楽しんで来ました。

 

テントサイトは木陰が広がるBサイトを選択。猛暑を凌ぐには最適な場所でした。

 

タープを張ればさらに快適なスペースに。

 

設営はそこそこにして(*^^*) さっそくビールで乾杯。

 

おつまみはいつものちょっと高いソーセージ「ジョンソンヴィル」

屋外でただ焼くだけなのですが、これが最高に美味しいです!

 

さらに友人が美味しい肉をごちそうしてくれました。複数人で行くと色んなギアが登場して、おつまみのレパートリーも増えるのがいいですね。

 

甲府盆地は連日37・38度の猛暑が続いていますが、富士山麓のタープの下では時折涼しい風が吹いてきて心地よかったです。

 

ビールと酎ハイを飲みながらひたすら世間話をしていると、時間が過ぎるのはあっという間。

暗くなり始めたのでテントを設営します。

 

今回選んだのは定員10名の広々サイトなので、タープを張ってテントを適当なところに張ってもまだまだ余裕があります。

この猛暑を警戒してか、キャンプ場の利用者も少なかったのでプライベート感満載でした。

 

夜のキャンプ場は趣があっていいですね。

 

焚き火を囲みながら更にお酒が進むのでした。結局昼の13時から22時までずっと呑んで喋ってました(笑

 

翌朝は、いつものパンとスープで簡単に朝食を済ませて。

 

9時30分には撤収しました。

 

「CAMP AKAIKE」を訪れたのは2回目ですが、近くの国道の音がちょっと気になるくらいで、水場やトイレも綺麗に管理されていてとてもいいキャンプ場です。

標高が高いので暑さを凌げるのもいいです。今回は灼熱キャンプを想像していたのですが、予想外に涼しくて真夏のキャンプを存分に楽しむことが出来ました。

2024年7月28日(日)は奥日光の戦場ヶ原をハイキングして来ました。

 

今週末は友人とキャンプの予定でしたが、天気予報は生憎の雨で残念ながら中止・・・

ただ週末を空けてしまうのはもったいないので、雨でも歩けるところを探していたところ、戦場ヶ原が思い浮かびました。

日光白根山や男体山を登った時に車で通過していて、いつかは歩いてみたいなと頭の片隅に残っていたのでした。

 

GPSログです。

戦場ヶ原の下流にある竜頭の滝から上流に向かって戦場ヶ原、湯滝、日光湯元温泉まで歩くルートです。

 

歩行距離:9.0km
累積標高差:+394m、-195m(これはGPSの誤差で実際には+200mくらいです)
コースタイム:竜頭の滝(7:40)→湯滝(9:40)→日光湯元温泉(10:10)

 

竜頭の滝下の駐車場に車を止めて、歩き始めてすぐ竜頭の滝です。

 

戦場ヶ原の水を集めて流れ落ちる滝は大迫力!

さすが奥日光三名瀑の一つです。残り2つはお馴染みの観光地「華厳の滝」と、これから歩く「湯滝」です。

動画に収めたのでどうぞ。

 

滝の直ぐ側を登っていくので迫力がある姿を見ることが出来ます。

 

滝の最上部からの眺めです。岩の上を滑るように最初は緩やかな流れで下に行くにつれて激しい流れになっています。滝の向こうにちょっとだけ中禅寺湖が見えています。

 

竜頭の滝上から戦場ヶ原の散策路になります。

 

天気予報では雨でしたが、幸い降ってもパラパラと小雨程度、レインウェアもいりませんでした。湿気がある分森の緑が鮮やかに映りました。

 

戦場ヶ原の中をゆっくりと流れる「湯川」、先程の滝の激しさと対照的な優しさです。

 

散策路は途中から木道に変わります。

 

戦場ヶ原の中心に近づくに連れて花も咲いてきました。ニッコウアザミ。

 

ホザキシモツケ。したり顔で書いていますが見たのは初めて。要所要所に有る説明看板で名前を知りました(*^^*)

 

ホザキシモツケ、戦場ヶ原の至るところで大群生になっていて、非常に見応えがありました。

 

オニユリも点々と咲いていました。

 

湿原を緩やかに流れる「湯川」なんだか盆栽のような趣があります。

 

視界が開けると眼の前に巨大な男体山の山容を拝むことが出来ました。

 

戦場ヶ原の名前の由来は、男体山の神様と赤城山の神様が、美しい中禅寺湖を巡って争った場だからだそうです。

 

太郎山方面の展望です。広大な湿原が広がっています。大古戦場ですね。

 

オブジェのような倒木がありました。自然の芸術ですね。

 

振り返ると男体山。やはり迫力があります。

 

この先にも、ハクサンフウロや

 

イブキトラノオも咲いていました。

 

湿原の最奥で静かに佇む「泉門池(いずみやどいけ)」です。

 

そこから15分ほど歩いて、今日のハイライトの一つ「湯滝」です。

 

名前の通り辺りには温泉の硫黄の香りが漂っています。

こちらも動画に収めたのでどうぞ。

 

高さ70m、長さ110mの「湯滝」こちらも「竜頭の滝」に負けず劣らず大迫力でした。

 

滝の脇にある急階段を登り切ると、滝の落口を間近に見ることが出来ます。勢いよく水が落ちていきます。

 

湯滝を登り切ると眼の前には静かな湖面をたたえた湯ノ湖が広がります。

 

この時間になると時折日も差してきて湖面がキラキラと光っていました。

 

湯ノ湖をぐるっと半周して日光湯元温泉に到着。ここからでも男体山の雄大さがわかります。

 

ここが今日のハイキングの終点です。帰りはバスを使って出発地点の竜頭の滝に戻りました。ラクチンです(*^^*)

 

いろいろな偶然が重なっての戦場ヶ原ハイキングでしたが、名瀑と広がる湿原、咲き誇る花々と、その魅力を十分に感じた一日になりました。

日本にはまだまだ知らない場所、景色がたくさんありますね。

2024年7月21日(日)は長野県富士見町にある入笠山をハイキングして来ました。

 

入笠山は山頂付近までスキー場のゴンドラで登れるので、お手軽ハイキングを楽しむことが出来ます。

ここ最近なかなか山に行く時間が取れず、もやもやしていたのですが、入笠山なら往復3時間で登れるので、気分転換も兼ねて登りました。

 

GPSログです。

富士見パノラマスキー場のゴンドラ山頂駅から入笠湿原を経由して入笠山を往復するルートです。

 

歩行距離:4.3km

累積標高差:±340m

コースタイム:ゴンドラ山頂駅(9:30)→入笠山(10:25)→ゴンドラ山頂駅(11:35)

 

1月に滑りに来て以来の富士見パノラマスキー場、グリーンシーズンに来るのは2回目です。

 

ゴンドラで一気に800m高度を稼いでくれるので、楽ちんハイキングです。

 

ゴンドラ山頂駅から10分ぐらい歩くと入笠山湿原が広がります。

 

湿原には様々な花が咲き誇っていました!

カワラナデシコ。

 

クガイソウとマツムシソウ。

 

ヤナギラン。

 

コバギボウシ。

 

クガイソウのお花畑。

 

アヤメ。

 

ウツボグサ。

 

花々が咲き誇る入笠山湿原から10分ほど歩くと、今度は入笠山の登山口にもお花畑があります。

 

ハクサンフウロ。

 

コオニユリ。

 

シモツケソウ。

 

ヤナギランのお花畑。

 

お花畑を過ぎると道は登山道らしくなってきますが、あと15分登れば山頂です。

 

ということで歩き始めて55分で入笠山の山頂です。

 

山頂からは360度の展望が広がります。南側には南アルプス、甲斐駒ヶ岳、鋸山、仙丈ヶ岳です。

 

北東には八ヶ岳連峰。

 

北側には前回登った霧ヶ峰(車山)

 

南西には中央アルプス。木曽駒ヶ岳、宝剣岳は雲の中でしたが、空木岳を望むことが出来ました。

 

おにぎりを食べながら展望を楽しんだあと下山します。

登山道はとても良く整備されており、誰でも安心して登ることが出来ます。

 

ゲレンデにある展望台から見た八ヶ岳連峰。このパノラマはいつ見ても圧巻です。

 

パノラマ動画を撮ってみました。

 

ゲレンデ脇にもお花畑が。ユウスゲと。

 

マツムシソウが咲いていました。

 

短時間のハイキングでしたが、百花繚乱の高山植物と山頂からの展望を楽しんだ、入笠山でした。

 

 

 

 

そして今日は猛暑日、標高1800m前後でも汗ばむ暑さだったので、今シーズン初ソフトクリームを美味しく頂きました(*^^*)

 

2024年6月22日(土)は霧ヶ峰をハイキングしてきました。

 

梅雨入りしたものの、天気予報では土曜日の午前中は晴れ。家にいるのはもったいないので、近場で手軽に登れる霧ヶ峰に向かいました。

 

GPSログです。

行きは八島湿原からゼブラ山を経由して車山へ。帰りは車山から車山肩を経由して八島湿原に戻る時計回りのルートです。

 

歩行距離:13.6km

累積標高差:±560m

コースタイム:八島湿原(7:10)→車山(9:40)→八島湿原(12:15)

 

天気予報通り天気は晴れ、これだけでテンション上がりますね。

 

八島湿原とその先に広がる霧ヶ峰高原。清々しい景色です。

 

木道脇には早咲きのニッコウキスゲが。もう咲いているとは驚きました。

 

八島湿原から物見石に向かう道を左に分かれてゼブラ山へ。

 

ひと登りで最初のピーク、ゼブラ山に到着。

 

眼下には八島湿原が広がります。

 

ゼブラ山からの展望は最高でした。雨上がりで空気が澄んでいるからですね。

西には御嶽山。

 

南西には中央アルプス。

 

北西には北ルプス。槍穂高連峰と一番右に常念岳です。

 

穂高連峰のアップ。

 

槍ヶ岳のアップ。まだ雪を抱えつつ黒く天を突く姿がカッコいいいですね。

 

北には美ヶ原の台地。

 

北東には浅間山と高峰高原。

 

ゼブラ山は3回登っていますが、こんなに展望が有るのは初めてでした(*^^*)

 

展望を楽しみつつ先に進みます。眼の前のスカイラインを歩くと思うとワクワクしますね。

 

霧ヶ峰高原越しの南アルプス。甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳です。

 

このあたりからレンゲツツジの群生が始まります。実はこの時期の霧ヶ峰にレンゲツツジが咲いていることは知らずに今回登りました^^;

夏の花の季節にはまだ早いかなと思っていたので、思わぬ出会いに感激でした。

 

どこを切り取っても絵になります。

 

2つ目のピーク北の耳に到着。後ろには蓼科山が見えています。

 

そこから右に目をやると岩峰が荒々しい赤岳と阿弥陀岳。

 

展望を楽しみながら3つ目のピーク南の耳。このあたりは緩やかなアップダウンが続く快適な登山道なのでまさにハイキングの醍醐味を味わうことが出来ます。

 

木の立っている角度と槍ヶ岳の穂先の角度が一緒だったので撮ってみました。

 

気象観測ドームがある車山が近づいてきました。

 

車山への最後の急登の脇にはコバイケイソウが咲いていました。

 

急登を登っていくと「車山高原SKYPARKスキー場」の全体を見渡すことが出来ます。

夏場は観光リフトが動いているので、観光客でも手軽に楽しめる百名山です。

しかし歩きとなるとこの最後の急登が地味にキツイです。

 

急登の階段を登りきって、車山神社と気象観測ドームがある車山山頂に到着。

 

展望テラスからは最高の景色を楽しむことが出来ました。

 

 

八ヶ岳山麓の先、甲府盆地を挟んで富士山も見えました。

 

こちらは南アルプスのアップです。名だたる名峰が一望でした。

 

多分7回目の車山山頂。百名山で一番多く登っている山です。ぽっかり予定の空いた休日に、思い立ってすぐに登るには最適な山です。

 

登山道をゆるゆると下って車山肩へ。

 

帰りは車山湿原を経由して戻ることにします。

 

こちらでも色鮮やかなレンゲツツジ。

 

どこまでも歩きたくなる登山道です。

 

初めて訪れた車山湿原ではコバイケイソウが風に揺れていました。

 

そして霧ヶ峰に来た時は毎回立ち寄っている「ヒュッテみさやま」へ。

 

ここで自家製パウンドケーキとコーヒーを頂くのがいつものお約束です。しっとりしたクルミ入りパウンドケーキと香り高いタンザニア産のコーヒーで疲れた体をリフレッシュ(*^^*)

 

「ヒュッテみさやま」で30分ぐらい休憩して、最後に八島湿原の花々を見ながらラストスパートです。

こちらはグンナイフウロ。

 

アヤメ。

 

ニシキウツギ。

 

イブキトラノオ。

 

最後にもう一度ニッコウキスゲを見ることが出来ました。

 

霧ヶ峰ぐるっと一周5時間強のハイキングでした。

春夏秋冬いつ来ても様々な表情を見せてくれる霧ヶ峰高原です。

 

広がる青空とどこまでも続く草原、レンゲツツジを筆頭に咲き誇る花々、360度の名だたる名峰の展望。

最高の休日を過ごした霧ヶ峰ハイキングでした!

2024年6月8日(土)は、志賀高原の最高峰、岩菅山・裏岩菅山(標高2,341m)に登ってきました。

11年前の10月に岩菅山までは登っているのですが、その時は岩菅山までのピストンだったので、今回は裏岩菅山までの稜線歩きを楽しんできました。

 

GPSログです。

岩菅山登山口から岩菅山、裏岩菅山をピストンするルートです。

 

歩行距離:12.7km
累積標高差:±1065m
コースタイム:岩菅山登山口(7:40)→岩菅山(10:00)→裏岩菅山(10:45)→岩菅山(11:45)→岩菅山登山口(14:00)

 

7時30分に登山口に着いた時には駐車場は満車・・・

登山者で満車というわけではなくて、今がちょうど根曲がり竹のタケノコ採りのシーズンなのでした。

なので半分以上はタケノコ採り、山菜採りの地元の方々です。

 

幸い登山口から200mほど離れた駐車場に停めれたので無事スタート。

 

山頂までは1/4刻みで道標が立っています。

 

陽の光が差し込む明るい登山道。

 

すこし登ると、用水路沿いを歩く緩やかな道になります。

 

用水路はアライタ沢まで続いています。

 

ここで沢を橋をわたって、3/4です。

 

ここから本格的な登山道になります。

 

ひと登りして2/4、登山道の中間点です。

 

登山道脇にはイワカガミが咲いていました。

 

視界がひらけると目の前に岩菅山が聳えています。まだまだ距離がありますね。

 

「のっきり」まで登り切ると稜線歩きに変わります。

 

ここで1/4、あと少しですが、ここからの標高差200mが急登になります。

 

笹原の気持ちがいい登山道に見えますが、見上げるような急登です。

 

ザレた斜面を落石を落とさないように慎重に登ります。

 

一通り急登を登りきって振り返ると、志賀高原の山々。

 

登山口から2時間20分で岩菅山の山頂に到着。11年前と同じタイムで登れました。体力はまだ落ちていないようで安心です(*^^*)

 

さて、今日のお楽しみはここからです。

岩菅山から裏岩菅山までこの稜線を歩いていきます。時折笹原が広がる素晴らしい稜線ですね。

 

時折陽が差し込んで山肌が輝いています。

 

どこまでも歩きたくなる登山道です。

 

正面の小高い丘が裏岩菅山の山頂です。

 

岩菅山から45分で裏岩菅山に到着。この看板があるだけの静かな山頂です。

 

稜線は裏岩菅山からもまだまだ続いていて、烏帽子岳を通って山深い秋山郷まで続いています。が自分の体力で来れるのはここまでですね。

 

山頂からは対岸の焼額山がよく見えました。あちらの山頂には高層湿原が広がって、これまたオススメの山です。

 

山頂で15分ほど休憩して来た道を引き返します。帰りの道も絶景です。

 

だんだん岩菅山が近づいてきますが、まだまだ歩いていたいです。

 

最後に振り返って裏岩菅山。素晴らしい稜線歩きでした。

 

青い空と沸き立つ白い雲が夏山を感じさせますね。

 

岩菅山まで戻ってきました。ここで2回目の休憩。

 

名残惜しいですが下山します。「のっきり」に向かって急降下。

 

ザレた岩場を慎重に下って、ここまで来れば安全圏です。

 

見上げる高さになった岩菅山を横目に見ながら下っていきます。

 

沢音が聞こえてくると、アライタ沢はすぐそこ。

 

アライタ沢は綺麗なナメ滝です。

 

用水路脇にはニリンソウがたくさん咲いていてニリンソウロードでした。

 

登山開始から6時間40分で無事下山しました。今シーズン最長、最大標高差だったので流石に脚に来ました(*^^*)

 

駐車場に戻るとちょうど岩菅山が正面に見えるロケーションでした。朝来た時には気づかなかった。

 

今日歩いた稜線を見上げて今日の山行は終了。

 

体力的に標高差1,000m登り降り出来ることが確認できたので有意義な一日でした。

夏山シーズンに向けて更に体力をつけていきたいですね。