海外赴任 ビジネス英語と日常英語どっちが難しい?ではなく両方とも必要
こんにちは Zakです。仕事での英語と、日常生活の中での英語ということで書いていきます。日常英語とビジネス英語ポイントは言葉の使い方例えば使い分け<日常英語とビジネス英語>日常英語とビジネス英語、こういう分け方に異論を唱える方がいらっしゃいます。でも、やっぱり違いはあるんですよね~海外で発行された本やUdemyでも、話し英語はspoken English、仕事英語はbusiness Englishというタイトルなので、別に日本人だけがヘンな分け方をしているわけではないんです。海外製の英語本を読んだりESL学生向けセミナーを見たりすると、やはりビジネス上で好ましい、あるいは好ましくない英語の用法ってあるんです。もっと言えば、良識ある人の文章、幼稚な英文、があります。英文によっては、幼稚な書き方みたいのがあるということですね。まあ、日本語でもありますね。<ポイントは言葉の使い方>英語は言語なので、読む・書く・聞く・話すの4つ、当たり前ですが。日本語でもそうなんですが、仕事と日常では、少し違いがありますよね。話し言葉に書き言葉という分け方があるように。<日常英語> 平易な動詞(get, take, giveなど)を使った句動詞や慣用句が多く使われる。日常では話すのが圧倒的に多い。<ビジネス英語> 句動詞の代わりに1語で言い表す単語を多く使う。ビジネスにはコミュニケーションと書面が重要であるから、読む・書く・聞く・話す、これらをまんべんなく使う。記事、論文、技術書、報告書、法令など、分野によって色んな書き方に応じた言葉や書き方や論法があるのは、英語に限らず日本語もそうですし他の外国語もそうです。結局は、文語と口語の両方に対応するように1つの意味に対して複数の言葉を覚えないといけない、という現実があります。つまり、海外赴任では、外国で生活する以上は両方とも必要なんです。これは、何語を勉強するにもついて回りますね。<例えば>「取り除く」は、removeとget rid ofの2つ。服を着るのは、put on、アクセサリなどを身につける行為をいうwear、服やアクセサリを身につける している髪型や表情 (すり減る、消耗するの意もあり)dress、服を着る get dressedという表現が多用される服を脱ぐのはtake off、undress、remove(男性が脱ぐ場合でもundress)「早い」は、fast、速度がquick、反応がearly、時間時刻が次に、「勉強する」という意味を調べてみると、study,詳細に調べたり理解を深めるために時間をかけて学習するlearn,新しい知識やスキルを身につけるreview,既に学んだことを復習するpractice,実際にやってみて身につける、特にスキルや言語の習得に使うread,特定のテキストや資料を読む場合aquire,知識やスキルを得るmaster,高度なレベルまで学習して習得するabsorb,自然に学習して知識を吸収するpick up, 自然に学ぶ、あるいは偶然に身につけるget the hang of,コツをつかむ、あるいは慣れるtake in,情報を理解し、吸収するbrush up on,以前に学んだことを再度学習して復習するcome to grips with,難しい概念や状況を理解し、対処するChatGPTで調べると、こんなにあるんですよ。話の前後関係で何を使うか決めるんですが、そういわれたって・・・となりますよね。でも、個人的には、最後のcome to grips with 以外は使ってきましたよ。カタカナにしてみると、レビュー、ピックアップ、プラクティスって普段から使っているじゃないですか?苦労して覚えたわけでもないけど、意外と普段から使い分けしているものなんです。<使い分け>会話では、中学校で習った動詞を使った「句動詞」を多く使う一方、書類を書くときの文章ではそれを1つの単語で書き表すことが多い、そんな差があると思います。辞書ではformalかinformalと区別していますので、TPOでの使い分けを気にしていれば用法で間違いは生じなく出来ます。慣れてくると他人の作った書類から傾向を認識できてくると思います。仕事場では、ネイティブにチェックしてもらうのが一番早いし確実です。まとめとして、ビジネス英語と日常会話の差については、以下の違いがあるかと。社内では、1) あなたを外国人と知っていて、仲間意識がある環境だから聞いてくれる2)仕事で使う英語は、よく使う単語が飛び交う。話の流れが予測しやすい。3)コミュニケーションのハードルは比較的低い場合が多いところが、社外では、1) あなたが英語が不自由だなんて誰も知らない。そんなこと知らずに話しかけてくる2)事前のアジェンダなんてない、どんな話題が飛んでくるかわからない3)ベラベラとプライベートは話さない。海外で性善説は通用しないと思った方が安全と整理できると思います。日常では、全く予期していない状況で、会話になる状況があり得るんです。これって、何事も勉強と思って会話するんですが、仕事の英語より疲れます。こういう経験をすると、日常会話の方が大変だわって感覚になります。ある日フライトの途中で、隣の人から“オレ、宝石商なんだ。A国とかB国を回って安く仕入れているから、買わないか?”なんて声をかけられた場合がありました。フライト中なので逃げるわけにもいかず、あれやこれやと売り込んでくるんですよ。ひげを生やしていて、映画に出てくるアラブ商人そのものでした。こういうことも、日本では滅多にない海外赴任ならではの経験です。では、また!====================キャリアアップ英語 英語脳プロデューサー Zak