心を込めるということ【自己成長】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

「画竜点睛を欠く」
ということわざがあります。


「画竜」とは、
竜の絵を描くこと。


「点睛」とは、
瞳を書き入れる
ことを意味します。


このことわざは、
中国の梁という時代に
張という絵師が竜の絵を描き、
最後に竜の瞳を描き入れたところ
その竜はたちまち天に昇っていった
というお話が語源と
なっているそうです。





竜の絵にとって、
竜の瞳は絵の出来を
左右する大切なものです。


その瞳を描き忘れたら、
不完全な絵となります。


こうしたことから
「画竜点睛を欠く」ということわざは、
物事を成そうとしているのに
最も肝心な部分が
抜け落ちてしまっている
状態を表す言葉として
用いられるものです。


人は何かを行う際、
“見栄え”“やり方”などに
意識が囚われやすくなります。


もしもそこに、
心が込められていない
としたらどうでしょう?


どんなに“見栄え”が良くても、
どんなに“やり方”が正しくても、
不完全で何か物足りない感じが
するのではないでしょうか。


私たちは、
何かを行う際に
確実性や安定性を求めて、
マニュアルを作ったり、
規格を定めることがあります。


これらは
意味あることですが、
ともすれば機械的になり、
温もりが感じられなくなるものです。


そうならないためには、
行いや態度に
“心を込める”ことが
肝要と言えます。


“心を込める”ということは、
“自分のあり方”と向き合うことでもあり、
行いや態度に想いをのせるということです。


そのようにして、
行いと想いが一致した時に、
共感や共鳴が起こり、
心と心が通じ合えるように
なるのでしょう。


Photo by Teona Swift from Pexels



何かを行う時に
“心を込める”ことは、
大事なことです。


“心を込める”ということは、
行いや態度に命を吹き込むこと、

とも言えるのではないでしょうか。

 

 

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