困難な状況や
問題が起きた時に、
心が挫けそうになるのは、
ごく自然な心の動きと
言うことができます。
「挫ける」とは、
勢いがそがれ、
弱まることを
意味する言葉です。
困難や問題は、
目の前に立ちふさがった
障害物のようなものですから、
順調にモノゴトが
進んでいる時とは異なり、
勢いや意欲にブレーキが
掛かるのは当然のことです。
しかし、
そこで挫けてしまう人と、
挫けそうになりながらも
再びエネルギーを沸き立たせ、
挫けずにチャレンジする人では、
認知と思考に違いが見られます。
心が挫けてしまう人は、
目の前の障害物である
困難や問題そのものに
注意が向きがちです。
障害物に注意が向くと、
「いかに大変か」、
「いかに難しいか」、
「いかに費やすものが多いか」
というようなことを
考えるようになります。
そのようにして
自分の目の前にある
障害がいかに大きいのかを
考えれば考えるほど
気持ちが萎えていき、
やがてその負荷に
耐えきれなくなった時に
心は挫けてしまいます。
一方、
挫けそうになっても
心が挫けない人は、
障害のその先に待っている
自らが求めるものに
焦点を合わせるのが特徴です。
障害の先に待っている
求めるものに焦点を合わせると、
「いかにして困難を克服するか」、
「いかにして問題を解消するか」、
「いかにして課題を乗り越えるか」、
というようにことを
考えやすくなります。
その考えに基づいて
試行錯誤しながら、
少しずつ目の前の
障害を超えていく度に、
希望の火が心に灯り、
更にエネルギーを注ぐことが
できるようになるでしょう。
このように
困難な状況や問題が起きた時に、
挫けてしまう人と挫けない人では、
何に意識を向けて、
何を考えるのかに
大きな違いがあります。
ここに
挫けない心を持つ
秘訣があります。
困難な状況や問題は
いつ起こるかわかりません。
その時に
何に意識を向け、
どう考えるのかは
自らが選べるということを
覚えておきたいものです。
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