話は結論から始める方が良い?【コミュニケーション】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

一般的に
ビジネスなどでは
話は結論から始めることが
良いとされています。


これは、
要点を把握し、
時間の効率化のために
有益と考えられて
いるからです。


具体的には、
結論から話すことで、
仮に時間が無くなり
話が途中で終わって
しまったとしても、
最も伝えたいことは
最初に相手に伝えられる
利点があります。


結論から話すことで、
相手は何について
考えれば良いのかが
明らかになるため、
話題に集中しやすくなります。


結論から話すことで、
話の論点が明確になり、
漂流することなく、
話の流れを追いやすくなります。


このように、
結論から話すことの
メリットは、
少なくありません。


しかし、
これをプライベートな
人間関係に適用すると
問題が起こるようです。


特に
身近な人間関係で
あれば尚更です。


例えば、
まだ相手の考えが
まとまっていない時に
結論を急かすと、
本人の意図とは
異なる方向に
話が進んでしまう
ことがあります。


気持ちが
動揺している時に
結論を急かすと、
更なる混乱を招き、
話の本質を見失ったりします。


そうしていると
会話が成立しなくなり、
関係が悪化していきます。

 




 

 

できれば、

こうした状態になるのは

避けたいものです。



時と場合にも
よると思いますが、
プライベートな関係では、
結論を急かしたりせずに
じっくりと相手の話に
耳を傾けるのが賢明です。


往々にして
話しているうちに
思考が整理され、
気持ちが落ち着くように
なったりするものです。


そうすると、
お互いに意味のある

話し合いができるようになり、

望ましい方向に話が

流れていくようになります。

 


コミュニケーションで
大切なことは、
伝えたい意図が
しっかりとお互いに
共有されることです。


意図がしっかりと
共有されれば、

それに伴い関係性も
強化されていくでしょう。

 






プライベートな関係では、
結論よりも意図と
話の流れを大切に
することが重要です。


そうすることで、
相互理解が深まって
良好な関係が
維持できるように

なるでしょう。

 
 

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