行動習慣を持つメリット【選択理論心理学】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

あなたは、

何らかの行動習慣を
持っていますか?
 
 
特に
“自分のためになる”
感じられるような
行動習慣を持っている人は、
心身のバランスが
とりやすくなると
考えられます。
 
 
例えばそれは、
適切に距離を定めて
毎日ジョギングすること
かもしれません。
 


 
 
リラックスできる
いつもの場所で、
きになるニュースを
確認すること
かもしれません。
 
 
 
 
毎日決まった時間に
気分転換のティータイムを
持つことかもしれません。
 
 
 
 
人によって、
行動習慣の種類に
違いはあったとしても、
“自分のためになる”
感じられる行動習慣を
持っている人は、
メンタルヘルスに
良い影響をもたらします。
 
 
脳のシステムを
心理学的に説明している
選択理論の概念の一つに、
「行動のシステム」
呼ばれるものがあります。
 
 
「行動のシステム」とは、
私たちが生きていくために
必要な行動を記憶し、
時には新たに生成する働きを
している部分のことです。
 
 
「行動のシステム」の中には、
「整理された行動」と呼ばれる
行動の記憶が保管されています。
 
 
「整理された行動」とは、
何か葛藤を感じた時に
その葛藤を解決する際や、
求めているものを
手に入れようととする際に、
すぐに活用できる
行動レパートリーのことです。
 
 
選択理論で考えるならば、
行動習慣を持つことは、
「行動のシステム」
「整理された行動」
蓄えることと言えます。
 
 
もしも
その行動習慣が、
“自分のためになる”
ものであるならば、
心身ともに良い状態を
保ちやすくなります。
 
 
また、
「整理された行動」は、
すぐに活用できるものであるため、
慣れない行動に比べて
負荷が少ないため、
エネルギー消費を
抑えることができます。
 
 
そして、
自分を取り巻く
環境変化に伴って生じる
ストレスに対して、
自己調整しやすくなります。
 
 
これは、
レジリエンス(回復力)
高めることになると
考えられます。
 
 
 
 
このように
“自分のためになる”
行動習慣を持つことには、
様々なメリットがあります。
 
 
情報化された現代は、
これまでになく
変化が激しく
将来予測が困難な
環境になっています。
 
 
このような中にあって、
“自分のためになる”
行動習慣を身につけることは、
心身の健康を守り、
望む将来を切り開くために
有益な方法のひとつと
言えるでしょう。
 
 
→関連する記事
 
「新しい習慣を身につけるには…」

 

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