ポジティブ心理学の
研究において、
注目されている
分野があります。
それは、
“強み”に
関するものです。
自分の“強み”を
知っていると、
良いことがいくつも
挙げられます。
例えば、
自分の“強み”が
発揮できることに
積極的に取り組めば、
上達しやすくなります。
自分の“強み”が
発揮される場面を
捉えて貢献すれば、
周囲から必要と
されるようになります。
自分の“強み”では
ないことについては、
その“強み”を持っている人に
支援を求めて協力することで
より効果的な活動が
可能になるでしょう。
このように“強み”は、
心理的、身体的、社会的な
ウェルビーイングを高める
要因と考えられています。
“強み”を活かすためには、
まず自分の“強み”を
知ることが肝要です。
自分の“強み”を
把握できている人は、
その活かし方を
考えることになりますが、
「自分の“強み”が分からない」、
「自分の“強み”を知りたい」
という人もいることでしょう。
そういう方のために
“強み”を知るための
テストが開発されています。
例えば、
米ギャラップが開発した
ストレングスファインダーでは、
自分の行動特性としての
“強み”を調べることができます。
ストレングスファインダーは、
ギャラップ社の
日本版公式サイトで
自分の“強み”を
調べることができます。
有料になりますが、
トップページ右上の
「製品の購入」をクリックして
現れたメニュー表示から
希望のテストを
受けることができます。
また、
ペンシルベニア大学の
セリグマンとピータソンらが
開発したVIA-ISでは、
自分の内面の徳性としての
“強み”を調べることができます。
こちらは、
簡易テストを無料で
受けることができます。
手続きなどの詳細は、
こちらの記事で書いています。
このようにして
自分の“強み”を
把握することができたら、
次にその“強み”を
生かすための方法を
考えることが
必要になります。
一つは、
自分が属している
コミュニティで、
自分の“強み”を
活かすよう意識して
取り組むことです。
もう一つは、
日常のあらゆる場面で、
自分の“強み”が活かせそうな
機会を見つけて
実践することです。
この時
単純に“強み”を
活かそうとするよりも、
自分の“強み”によって
「どんな価値を提供できるか」を
考えながら取り組むのが有益です。
そうすることで、
より良く自己成長でき、
周囲への貢献度も増し、
ウェルビーイングを
高めることができます。
“強み”を活かすことは、
幸せに生きる上で
とても重要な要素と言えます。
あなたは、
自分の“強み”を
知っていますか?
そしてどれくらい
その“強み”を活かすことを
意識していますか?
→関連する記事
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“強み”については、
のプログラムにおいて学べます。
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2018年1月12日(金) 13:30〜15:30
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